あなごが旬を迎えたので、あなごづくしを食べてきました

左:あなごの佃煮 右:あなごの酒盗

左:あなごの佃煮
右:あなごの酒盗

あなごの酒盗を初めて食べました。

少し沖アミのようなコクのある風味を感じたので、店員さんへ原材料に沖アミも使われているのかをお聞きすると「入っていない」ということでした。

ただあなごは小魚や甲殻類を食べる魚ですし、内臓を使う酒盗に沖アミが入っていても不思議ではありませんね。

いちばん右が、あなごの湯引き

いちばん右が、あなごの湯引き

あなごの湯引きは、ハモのようにさっぱりとしています。

ハモと違うのは特有のパサつき感がなく、しっとりしていています。

あなごのかば焼き

あなごのかば焼き

どれも日本酒が進みすぎて困ります!

うなぎより身が薄いあなごをかば焼きにすると、少しモサつきがあります。

このモサつきが乾き物をおつまみに食べているようで、日本酒とよく合うのです。

ちょっとみりん干しに似ているかな?

うなぎのかば焼きとはまったく別物でしたので、うなぎのかば焼きを期待しないように!

あなご骨酒

あなご骨酒

あなごの骨をあぶったものに、熱々に熱した日本酒が注がれています。

いろんな骨酒を飲んだことがありますが、あなごは初めてです。

フワーっと湯気まで香ばしい香りがしていました!

飲み終わると新たに熱したお酒を、注ぎ足してくれますよ。

あなごの天ぷら

あなごの天ぷら

塩と天つゆどちらも出してくれます。

サクっ、フワっの食感の後に、あなごの香りで口の中は溢れます。

「オイヒー」と熱さをこらえながら、食べるあなごの天ぷらは最高です!

あなご白焼きとウドの酢味噌和え

あなご白焼きとウドの酢味噌和え

あなごもうなぎも白焼きの方が好きです。

このお店を訪問したのが6月末で、まだウドがあるギリギリの季節でした。

どのお総菜も美味しかったのですが、ウドも白焼きも大好きな私にとって、これがいちばん好きなおつまみでした。

手前が焼きあなご、奥が蒸しあなごの「箱飯」

手前が焼きあなご、奥が蒸しあなごの「箱飯」

〆はあなごの箱飯です。

欲張りな私は蒸しあなご、焼きあなごが両方乗っている箱飯をいただきましたが、蒸しだけでも焼きだけでもO.K。

ここまででかなりお腹がいっぱいになります。

ご飯の量も大盛り、普通盛り、小盛り、ナシと細かく対応してくれます!

私は普通盛りをいただきましたが、ひっくり返りそうなくらいお腹いっぱいになりました。(なんて言いながら、喜んでいます🎶)

甘みの強いタレがかかっていて、あなごとご飯の間にはシソが散りばめられていました。

お好みですり立てのゴマをかけます。

ボリュームの欲しい人はぜひゴマをかけるといいと思いますが、私はお腹が満たされていたのでほんの少しだけにしました。

焼き、蒸しを食べ比べて、ふっくらしている蒸しあなごの方がご飯のお供として私は好みでした。

再訪した際は、蒸しあなごのみにすると思います。

お酒を飲まない人は、お昼営業の箱飯のランチがお手頃でオススメです!

銀座ひらいの入り口

銀座ひらいの入り口

今回行きました「銀座 ひらい」は夜営業で行きましたが、席数が全部で20席くらい(と思います)で外で待っている方々がいらっしゃいました。

もし行かれるようでしたら、予約をして行かれることをお勧めいたします。

あなごは高タンパク低カロリーで、ほとんどが天然物のお魚です

旬の食材の豊富な栄養をいただくことは、心の栄養を補うことに大きく役立ちます。

猛暑時期の旬食材のひとつである穴子は、高タンパク低カロリーな優秀食材でもあります。

10年ほど前に実践したレコーディング・ダイエットでカロリー計算をしていた際に、穴子のカロリーの低さに驚きました。

100gあたり293キロカロリーのうなぎに比べて、穴子は約半分の161キロカロリー!

またタンパク質を調べるとうなぎの23gに対して、あなごは17gと少し引けを取っています。

けれども豚肉のタンパク質量が100gあたり14gだということを考えると、高タンパクなのがわかりますね。

ほぼ半分のカロリーでもうなぎと同じだけの量を食べると、決して物足りなさを感じません。

またうなぎよりあっさりしているので、料理のバリエーションが広いことがわかりました。

うなぎは養殖物が主ですが、あなごの養殖は難しいそうでほとんどが天然物だということ。

つまり生育途中で、薬剤を与えられているものが少ないということです。

なぜ暑気払いにうなぎなのか?陰陽の観点で考える

土用丑の日にうなぎを食べるのは楽しみですが、なぜあえてうなぎなのか?

陰陽で考えると川と海では、塩分の含まれている海水の方が「陽性」です。

陽性は身体を温める性質、陰性は冷やす性質ということは何度か書いています。

川魚と海の魚では、海の魚の方が陽性が強いということになります。

ということでうなぎは身体を冷やす性質が、穴子より強いということになります。

だから猛暑の時期の暑気払いとして重宝されているのですが、現代人は夏でも冷房や氷のたっぷり入った飲み物などで冷えています。

冷えの強い人たちは穴子の方が、身体には優しいのではないでしょうか。

今年の土用の丑の日は、ザギンであなごはいかがでしょう!


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