私は病院へは、滅多に行きません
家族から定期検診を受けろと言われても、知らんぷり。
怪我をしたときの外科と虫歯の治療以外はほとんど食事、断食、温灸を含むお手当てで治しています。
お酒は飲んでも薬はもう何年も飲んでいないし、手術も受ける気がないので、治療を受けないのなら検診も無駄になるという考えでいます。
これは個人的な考え方なので、お勧めしているわけではありません。
また結論から先に書いておきますが、今回の検査ではすべて異常ナシだったので安心してお読みください。
趣旨としまして「なにごとも恐れずに、事実の確認をする」ということの大切さを、お知らせしたいだけです。
そんな私が病院へ行く気になったのは
先週土曜日のことです。
目の前に電車がきて慌てて飛び乗ろうと走ると、右足ふくらはぎにピシッという嫌な感じがしました。
電車には乗れたものの、足に鋭い痛みが走りました。
その日は右足を地面に着くことができず、引きずって歩きました。
運動不足で足の筋肉が足りてないのだという自覚はあったので、運動をしなければと反省しきり。
日曜日も痛みが強くアイシングでしのぎ、月曜日まで待ち整形外科を受診すると「軽い肉離れ」だと診断されました。
実は6月にも左足のふくらはぎが同じような状態になり(このときは病院へ行っていません)10日ほど足を引きずった末自然に治ったので、今回も時期治るだろうと考えていました。
ただ今回の足の腫れ方は前回とは少し違っていて、歩けるようになったものの発熱やダルさを伴います。
火曜日には痛みが和らぎ歩き方も普通になったので、発熱のダルさは足の炎症のせいだろうと思いました。

現在の私の足
腫れでくるぶしがないのと、うっ血が怖い
ところが水曜日の入浴中、湯船の中でくるぶしの周りが真紫に変色していることに気がつきました。
「なぜふくらはぎが痛いのに、くるぶし周辺が腫れて変色しているのだろう?」
ちょっと怖くなりネットで検索すると内科、特に心臓の病の可能性があると書いてありました。
整形外科の範疇だと思っていましたが、昨日の仕事帰りに内科のクリニックへ立ち寄り、診断してもらうことにしました。
すると「静脈血栓の可能性が考えられます」と言われました。
静脈血栓は血液が凝固して、詰まる病気です。
凝固した血液が肺へ到達すると「エコノミー症候群」を引き起こし、最悪突然死もありうる病ということでした。
先生は決して脅さないよう配慮して、優しく丁寧に説明してくれましたが、経過観察をしましょうとは言いません。
血栓が見つかった場合、血の塊を溶かす薬が点滴と内服であること。
激しい運動はしないこと、患部をマッサージなどしないことを教えてくれました。
血栓のあるなしは血液検査と、エコー装置、胸部レントゲン、心電図を取る必要があるとのこと。
それらの設備のある病院をいくつか教えていただき、そのなかの1つを選ぶと翌朝(今日)1番の検査の予約と紹介状を手配してくれました。
「えー、そんなに1日も待てない状態なの?」と少し焦ります。
春の血液検査は100点だったのに……

4月28日の血液検査結果
紹介状を書いてもらった帰り道、春先に行ったジュース断食のサナトリウムでの血液検査は、100点だったことを考えていました。
「リアルでもブログでも、心と食が健康を作ることを訴えている私の血液が凝固しているかもしれないなんて」そう考えるとやるせなくなりました。
これまで入院と手術を1度もしたことがないというのが、私の自慢でもありました。
ギチギチに考えなくてもポイントさえ押さえれば、健康で明るく生きていけることをこのブログでも発信してきています。
とにかく今は結論を調べてもらってから先々のことを考えることにして、悪い想像はしないようにするのが精一杯でした。
今どきの総合病院は未来都市にワープしたよう
総合病院へ患者として行ったのは、記憶にある限り10年以上前が最後です。
信号停車中わき見運転の後続車に時速50キロのノンブレーキで突っ込まれて、セダンが2/3の長さになるほどの衝撃でした。
奇跡的に外傷はなかったのですが、後遺症が出る可能性があるので念のため首のレントゲンを撮っておくよう警察から言われたのです。
そことは違う病院ですが、なんだかとても近代的で未来都市のように見えました。
「ここなら人生初の入院も悪くないかも!?」と思うと、楽しくなります。
内科の検査結果すべてが、ほぼ2時間で出揃うスピーディーさも初めて味わいました。
- 肺の影も、心臓の肥大も見られず、心電図にも不整脈はないとのこと。(血栓がある場合どこかに異常が出るそうです)
- 血液検査も炎症反応のみが強く出てはいるけど、これは足が腫れているので不思議ではない。
- エコーでも血管の中に血の塊は、見受けられなかった
このことから内科的な問題ではないということがクリアになり、念のため整形外科を受診して終わることにしました。
最初に受診した整形外科で、骨折していないことはわかっていました。
ふくらはぎの筋肉組織を痛めたときの内部での出血が、時間の経過でくるぶしまで降りてきてその周辺にうっ血しているだけだそうです。
結局お薬や、今後の通院の必要もなく終わることができました。

お支払いも機械なのがビックリですが、待たずにスイスイ
すっかり安心して、お腹が空きました。
病院の食堂では食べたくないと思っておりましたが、普通のレストランが入っています。
メニューもなかなかのもの。

ビーフシチュー定食
お肉がゴロゴロ入っていて、おいしかったです
不安を1つずつ解消していったおかげで、2日前の心境と今では天と地ほどの差があります。
不安を長引かせることは、体にとって毒にしかならないのだと痛感しました。
またうっ血と腫れが収まったら毎日適度な運動を取り入れなければ、年齢とともに体力も自然治癒力も落ちているのだと猛省する、いい機会となりました。
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