誰でも調子のいい時期と、調子の悪い時期が必ずあります
去年の今時分、とても憔悴した様子で話しをしていた人がいます。
確かに話の内容はとても複雑で、その人1人の話ではなんとも判断しがたいものでした。
けれどもそのときは「そうか、そうか」とただ話しを聞くだけに徹して、特になにも言いませんでした。
その2ヶ月後に会ったときは、嘘みたく元気になっています。
実はその人は毎年「話しを聞いてほしい、会いたい」と言ってくるのが、今の時期なのだということを私は記憶していました。
だから問題など解決しなくても一定の時期がくれば、ケロッと立ち直ることが私としては予測できました。
苦手な時期は体調が弱る時期
体質を知ることで体調を変化させることができるということは、このブログにちょくちょく書いています。
トラブルや悩み事が起こるときは、決まって体調が悪いときです。
暑がりな人は夏が不調ですし、寒がりな人は冬が不調。
水分代謝の弱い人は梅雨時がとても不調など、それぞれの持つ体質で元気になったり、弱気になったりと思考も変化をします。
また体調は変えることができますが、体質を変えることはできません。
バイオリズムは気候と体質が連動しやすいので、占星術などの星の巡りとは違って毎年大きなズレはないのです。
前述した人の悩みは水分代謝の弱る梅雨時に、比較的起こりやすいということになります。
ですから夏になって汗をかけるようになり、体の水はけがよくなると思考も元気になるのです。
毎月排卵する女性でも、妊娠する時期は決まっていると聞いたことがあります
以前女性の妊娠可能な期間は、毎月排卵していても年間3回しか訪れないと聞いたことがあります。
何度子供を授かっても1月に着床する人、4月に着床する人など1人ひとりの妊娠可能な月は違っていても、年間に三月(みつき)と決まっているのだそう。
それ以外の月はどれだけ頑張っても、着床しづらいと産婦人科の医師から聞きました。
確かに兄弟間で誕生日が近いということはよくあるので、それは本当ではないかと思っています。
妊娠でも好調な時期と低迷する時期が決まっているように、人のバイオリズムはある程度一定なのです。
頑張り屋さんや負けず嫌いの人ほど、低迷期に挽回をしようとしてしまう
いつもはうまく立ち回れる苦手な相手と、急に対峙できなくなった。
なぜかやることなすこと裏目に出てしまい、平凡なミスを繰り返している。
頑張り屋さんや負けず嫌いの人が、低迷期にこういったことが起こると「自分が頑張ればなんとかなる」あるいは「自分の頑張りが足りないからだ」と無理やり自分を発奮させる傾向にあります。
けれども台風や地震などの自然災害は通り過ぎるまで、頑張って抗えるものではありません。
自然災害が起きたときにできることは過ぎ去ることを待つことと、できるだけ自分への被害を少なくする。
悪いバイオリズムに対応できるのも、この2点だけではないでしょうか。
ご自分の過去で思い返してみてください
きつい目にあった、悲しいことが起こった、怪我をした、大きな病気をしたなど。
それらがいったい何月に起こったかを、できるかぎり多く書き出してみるのです。
するとどこかの月周辺に集中していないでしょうか?
私の場合は2月はだいたい鬼門で、絶不調です。
また5月、11月は2月ほどではありませんが、あまり好調な時期ではありません。
低迷するのがわかっているので、できるだけパワーを温存するようにしています
低迷しがちなことが毎年わかっているので、できるだけ弱らせないようその前後の時期を含めて、無理をしない心がけをしています。
それと旅行やお食事などの楽しい予定を、疲れない範囲で入れることにして、心を踊らせる機会を意識的に増やしています。
また低迷期の体は冷えてしまいやすいので、体を極力冷やさないよう食べ物や生活習慣にいつもより気をつけます。
メンタルとしてはこの時期いいことが起こらないのはあたりまえだし、あればあっただけラッキーだと考えるようにしています。
この考え方のほうが悪いことが起こった場合、抗わず冷静に対処しやすい「備えあれば憂いなし」の心境になるのです。
それにこの時期にいいことがあっても、図に乗って頑張りすぎることもしません。
リバウンドが起こりやすからです。
すると悪いなら悪い時期なりに被害は最低限に抑えつつ、ソフトランディングが可能となっています。
梅雨明けのスケジュールを考えるにあたって、どこで力を入れてどこで力を抜くかという目安を一度ご検討されてはいかがでしょう。
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