「極上の食事」自然の中で食べる食事ほど、贅沢なものはないのではないだろうか?
アウトドアが大好き。自然の中で1日過ごすと、ものすごいパワーをもらえる。
ヒキダシストこと石崎公子さんから「6月に豚の丸焼きをするから来ませんか?」と誘っていただいた。
すかさず連絡をしたのは、私と公子さんの共通のお友達であるウェルネス&ビューティーライターのユウコさんだ。
豚の丸焼きを食べながら、野外でワインを飲める。
海外のリゾートホテルみたいではないか!しかも国内で?関東で?
こんな魅惑的なお誘いを、お断りするはずがない。
私もユウコさんも前日は楽しみのあまり、ほとんで寝ずに集合場所で落ち合った。
そこへ迎えにきてくれたのが「豚の丸焼き号」
このいかしたバスは、どこのパーキング・エリアでも大人気だった!
現地に到着するとすでに立派なテントが設営されていて、豚も焼き始められていた。
一頭をこんがりと焼くためには、8時間かかるそうだ。
焼きあがるまでのおもてなしが、実に豪華だった。
地元の小麦で打ち立ての手打ちうどん。
それを釜揚げにして、アツアツを新鮮卵に絡めたかま玉うどん。
おろし生姜、かつお節、青ネギの薬味を混ぜていると「これを混ぜるとおいしい」と教えられたもの。
それは豚を焼いている際にしたたり落ちる、できたてのラード。
これを隠し味にかま玉うどんに混ぜるなんざ〜、プロの発想としか思えない。
コクが深まり、カルボナーラに似たかま玉のいい風味が出る。
「うーん❤️もうこれで帰ってもいいほどおいしいよー‼︎」(帰らないけど)
ユウコさんと2人で気絶しそうなほど、感動した。
満腹になり音楽を聴きながら、参加者それぞれが大自然の中で思い思いの時間を過ごす。
ここにはピザ釜まである。
自分たちで生地を整形して好きなトッピングをすると、スタッフさんが焼いてくれる。
私たちは豚の丸焼きに備えて、他の方が焼いてくださったものを一切れいただいた。
しかし……こんな贅沢な食事は、世界中どこを探してもない。
きれいな空気、バンドの生演奏、ワインに酔いしれて、日常は頭からすっぽり抜け落ちている。
豚が焼かれている途中、どうやってあの大きな豚をひっくり返すのかが気になった。
それを動画に収めるために見張っていると、すごい技が炸裂した。
日がすっかり長くなった。涼しい風がそよそよと吹き始める。
初めて会った参加者の皆さんとも、和気あいあいと話をしながら楽しんでいた。
すると「豚が焼けましたー!」とお知らせをいただき、ワクワクしながらもらいに行く。
私が焼いたわけではないのだけど、見てください!この見事にこんがりと焼きあがった色と艶。
ひとりひとり、切り分けてくれます。
長時間薪で焼かれた豚さんは、柔らかくてジューシーで甘い。
焼いた豚や、煮豚、炒め物ともぜんぜん違う。
「豚の丸焼きの味」としか表現のしようがない深い味わいなのだ。
柚子こしょうと天然塩で、お腹がはちきれそうになるまで、思う存分堪能する。
翌日は食べきれなかった豚の身をすべて骨から切り離して、特製すいとんの入った豚汁に仕上げてくれた。
これまでにこれほどおいしい豚汁が、あっただろうか?
世界中どこを探したって、丸焼きにした豚で作る豚汁など食べられないだろう。
リピーターの参加者さんたちも、豚汁を心から楽しみにしているというのがわかる〜。
しかも豚汁と赤ワインが合いすぎて、大量にお代わりしてしまった。
私もユウコさんも「豚に感謝だね」という言葉が自然に込み上げる。
パラダイスのように素敵な会場を準備するのに、いったいどれほどの手間暇がかかるのだろう?
そのうえすべて手作りの温かいお食事を、アウトドアで堪能させていただく喜び。
豚に感謝、関わってくださったスタッフさんたちへ感謝。
出会って仲良く話をしてくだった参加者さんたちへ感謝。
なによりもこのような素晴らしいイベントへ誘ってくださった、石崎公子さんへ深く深く感謝いたします!
投稿がお気に召しましたら、ポチッとクリックをお願いします!
↓いつも応援ありがとうございます。