上半期は失敗だらけでした
7月に入り、2017年の下半期に突入しましたね。
皆さんどんな上半期を、お過ごしになられたでしょう?
私は失敗の連続でした。
新たな挑戦をするたびに、ことごとく失敗。
勝率0の半年間なんざ、人生史上初めてではないでしょうか。
で、こんなに失敗が立て続くと、新たな挑戦をする気力がなくなるのです。
失敗をしたときの敗北感や挑戦するときに使うエネルギーは、すごい強力なのだなと思います。
立て続いたからわかったことです。
最初こそ怒ったり、落ち込んだりしていました
最初こそ怒ったり、落ち込んだりしていましたよ。
えー、えー、私も人間ですからね。
だけど怒ったり落ち込んだりする暇がないほど、次から次へと新たな案件が舞い込んでいたのです。
それでもう最後は、笑っちゃうしかない状態になりました。
自分から挑んだ挑戦ではなかった
とはいえ自分から挑んだ新たな取り組みではなく、すべて相手から訪れたオファーです。
またどのオファーも長年、望んでいたことだったので飛びつきました。
ただ私もともとチャレンジャー気質ではあるのですが、それゆえ慎重派なところもありましてね。
他者へ相談したり、自分でもいろんなこと調べもしましたよ。
調べた挙句どれも「いい話」ではありました。
いい話だったのは「嘘」が含まれていたから
ただね、どの話にも共通していたのが一部「嘘」が含まれていたということ。
後でわかった明らかな嘘もあります。
けれども着手しないとわからない、限りなく黒に近いグレーというのもありましてね。
話をしていくうちに「なんか変な話だな」と思いながら、さまざまな質問を投げかけます。
それなりに全部、答えてくれるんですよ。
しかもよどみなく、スラスラと。
ここは心理戦でした。
心理戦の結果「あ、なんだか自分の勘違だったようです」と嘘を勘違いとしてごまかした人。
最後まで嘘をつき通そうと頑張った人、それぞれいました。
「いい話」ゆえ嘘を飲み込もうとした
うすうす嘘をつかれていることに氣がつくのですが、完成図がどの話も魅惑的なのです。
ぶっちゃけてしまうと魅惑的ゆえ、一瞬「嘘があったとしてもいいから、だまされてしまおうか?」という意識もよぎります。
一瞬ですよ、ほんの一瞬ですがね。
さあさあ、ここからは欲と徳のせめぎ合いです。
「嘘」の先にあるのは、上塗りされた嘘です
「嘘も100回つけば本当になる」というのは、自分への洗脳だけです。
確かに「氣がつかなければ幸せだった」と思うことは、あると思いますがね。
だけれども長い目で見ると、そこへ固着する必要があるのか?
どんなに素敵なものでも「嘘」から始まったものは、虚構(実在しないもの)で終わると私は思いました。
そうして完成させるのは、この相手でなくてもいいだろうというところへ思い至ります。
なんの損失も、なんの危害も加えられていない
脅しをかけられたわけでも、お金を支払ったわけでもない。
ただエネルギーを消耗しただけ。
しかもうまくいくのなら、消耗したくなるような案件だった。
相手から届いたオファーとはいえ、そのオファーへ乗ろうとしたのも自分です。
じゃあ自分はいったい、なにをためらっていたのか?
それは「恥をかくこと」に対してです。
甘んじましょう、甘んじましょう
恥かー。
そんなところで私はだまされることも、いとわない人だったのね。
恥ずかしくない自分になるのは大切だけど、嘘を飲み込む自分の方がよっぽど恥ずかしいじゃない?
結局誰かに「だまされた」と思うときって「恥をかかされた」と同じことなのだな。
相手を選んだのは自分だということが、すっ飛ばされている。
でもさ「知るは一時の恥、知らぬは一生の恥」ともいうじゃない?
だったら甘んじましょう、甘んじましょう。
いちばんしっくりきたこと
「素直すぎる」「人を信用しすぎる」「優しすぎる」などなど。
恥かきついでに、周囲からはいろんなご意見がありました。
自分でも「欲望をかなえる時期が違っていたのか?自分の願いが潜在意識と違うのか?自分ではわからない」と混乱します。
ましてやこんなに失敗が立て続くと、いくらチャレンジャーでも疲れてしまって次の挑戦が怖くなりました。
そんなとき量子論の講義で、質疑応答があったので質問してみます。
「いったい自分の潜在意識に、今なにが起こっているのだろう?」と。
すると講師の小森圭太さんより「相手あってのことは相手の課題もありますから、原因をたどってもわからないでしょう?それよりも今まで入ってこなかった案件が、入ってくるようになったことが大切なのでは?」と言われたのです。
扉が開いていれば
扉が開いていれば新鮮な空気も、昆虫も入ってきます。
心も同じではないでしょうか。
望むものだけが入ってくるわけではないし、望まないものばかりでもない。
でもなにかが入ってこないことには、中はずっとよどんだままです。
だったら入ってきた方がいいし、入ってきたものを選べばいい。
だから私はまだ挑戦を続けていますし、これからも挑戦をするのです。
くるものばかりを請け負おうとしていたので、下半期はこちらからも挑戦をしてみようと思っています。
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- 入ってくるものは入り混じる, 挑戦への恐れ, 自分の選択が関わっている