自分をコントロールしているのは誰?

お菓子ばかり食べていると体に悪いよね。

楽しいことをしようとすると「他の人は一生懸命働いているのに」。

お金を浪費するのは、贅沢なのではないか?

甘い夢なんて見てはいけない。

もっと地に足着けて生きなきゃ。

規則正しくない生活している自分は、だらしがない。

これ全部自分目線じゃありませんよね?

誰かにとっての評価に囚われている

やりたくないことばかりを子供の頃からさせられていると、いちばんわからなくなるのは自分軸です。

自分のやりたいことや欲することを得ようとすると、心にブロックがかかるようになっている。

そこにはあの妖怪より怖〜くて、口うるさいオジジかオババ(父か母)がいつもあなたの中で監視をしているから。

オジジもオババも、今はもういないの

妖怪オジジとオババはね、側にいたとしてもあなたの中にはもういないの

実際にあなたへブロックをかけ続けるようなことを言ってきても、今はあなたより全然弱い立場よ。

だから目の前でお菓子をバクバク食べてみて!

楽しい場所へ出かけてみて!

お金をじゃんじゃん使ってみて!

地に足なんて着けずに、フワフワ浮いていればいい!

思い切り夜更かしだって、朝寝だってやろうよ!

そうやってあなたの中の、妖怪オジジとオババを追い出して自分軸を取り戻すの。

妖怪オジジとオババが、本当に知りたいこと

妖怪オジジとオババは、あなたが「もう自分を責めていないか?」ということが知りたいの。

妖怪オジジもオババもあなたを子供の頃から囲って、意地悪していたことは知っている、わかっている。

だけど愛した部分だけ見てほしいの。

だって愛がゼロではなかったってことは、嘘じゃないから。

あなたが殺されていない以上、このブログを読めている以上事実でしょう?

実際人ひとり生かして育て上げるのって、大変だろうなって思うんです。

それをわかって妖怪たちを許しなさいって、言っているわけじゃない。

大変だからと言って自分の子供に、ひどいことをしていい理由にはならないから。

でも愛がまったくなかったら、この年まで生きていられなかった。

きっともっともっと小さな年齢のときに、どこかへ葬られていたはず。

自分の子供にひどいことしちゃった、悪いことしちゃったことは、愛したことで免除して欲しいと思っているのね。

あなたが妖怪オジジとオババを、いつまでも追い出せずにいたら

あなたが自分軸で生きていないと、その度に「自分のせいだと言われている」ってオジジもオババも怖くなってしまうの。

だから親は自分のせいではないということを、一生懸命言葉や態度で説明しようとしちゃう。

ここで持ち出されるのが「常識」だとか「道徳」だったりするのは、社会的な視点でものを言えば説得できると思っているから。

社会的な視点も自分目線ではなく、社会の批判を浴びさせようとする便利なツールでしょう?

社会から批判されたら、大の大人だって怖くなる。

そうやってあなたから受ける自分への批判を、躱し(かわし)たいから必死の抵抗をしているんです。

別の人格なんですから、どちらもいい人生にはならないの

親にとっても自分に取ってもいい人生になんて、ならなくていいの。

自分軸で生きられない人は、他者を傷つけることを過度に嫌う人

それほどまでに深く傷ついたから「自分からは傷つけてはいけない」と信じている。

でも2人人間がいれば、ふた通りの人生があるの。

誰にも何の傷をつけずに生きるなんて、誰にもできないのです。

傷つけたくないのに、妖怪軸でいる限り傷をつけている

あなたが妖怪軸で生きていると、妖怪たちは「ほらまた自分のせいでこうなったって、責めるんだね」としか思えないの。

あなたと同じようにビクビクビクビクしながら、生きている人たちなの。

逆を言えばあなたが幸せそうに生きていると「自分たちのおかげ」にできちゃうチャッカリ者たちなのよ。

わからないかもしれないけど、妖怪たちもあなたの顔色を伺っているの。

だから自分軸で考えて「なんて言われようと、自分はこのあり方が幸せなの!邪魔をしないで!」って自分へ言ってみて。

妖怪たちも最初はビックリして、いつものように常識や道徳を持ち出すかもしれない。

けれどもあなたが自分軸でい続けることで「この子に脅しは効かない」と妖怪たちも考え始めるから。

いちばんよくないのは妖怪たちの顔色を見て、自分軸を出したり引っ込めたりすることなんですよ。


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