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傾聴ライティングのことを
かさこさんのブログに書いていただいてから
たくさんのお問い合わせや、
お申し込みをいただいている。

女性しか集まらないだろうと思っていたら、
男性からのお申し込みもいただけたことは、
とても嬉しい。

 

男性は女性に比べて、
悩みや本音を打ち明けられる相手がなかなかいない。

男性同士だと本能的に闘争心が出てしまうのと、
優しさゆえに心配させたくないという気持ちが交錯する。

親友と呼べる仲のよい友達同士でも、
悩んでいる最中は黙っている。
悩んだ末の結論は伝えても、
結論の経緯は伝えないことが多い。

 

女性が相手だと、
奥さんには母親と接するときと近い感覚になってしまい、
奥さんの指摘やアドバイスをうとましいものと、とらえがち。
だから奥さんへ打ち明けられる内容が限定される。

交際中は悩みを打ち明けられたことも、
結婚をして近しい関係になればなるほど、
難しくなっていく。

おまけに
「男が泣くのはみっともない」
と子供の頃から親や他人にも言われやすいので、
悲しみ、不安、恐怖、怒りを
必死に飲み込んで育ってしまう傾向にある。

 

逆に父が厳しすぎたり、
もしくは父と仲が悪かった家庭に育ったり、
離婚や死別で父親のいない環境で育ったことで、
父性に飢えている男性ほど、
意外に他者へ悩みを打ち明けることに慣れている。

早い時期から家に悩みを打ち明けられる同性がいなかったから、
若い頃から悩みを聞いてくれる人を
外で探す習慣と積極性を持っているのだ。

なので親子関係に問題があまりなかった男性ほど、
悩みを人に話さない。

 

悩みを打ち明けられる相手がいないということは、
怒りや悲しみが心の中に、
そのまま放置されて、堆積していることになる。

この感情が許容量を超えてしまうと、
悲しみや不安のはけ口がなかった生活を送ってしまった人は、
自分を痛めつける行為に走りやすい。

また恐怖、怒りが強かった人は、
他人を攻撃する行為に走る傾向が出てしまう。

悲しみ、不安、恐怖、怒りの
全ての感情が強ければ、
自分、他人双方を攻撃する傾向が出てしまう。

 

夫や息子など家族の誰かが、
このようになってしまっては家庭が大変なことになる。

それに人間はそんなに器用ではないので、
家庭がうまくいかないと仕事でも同じことが多い。

悪い感情が許容量を超えるまで我慢し続けることは、
本当に怖いことなのだ。

 

「恥をかかない場所(相手)」の助けを借りて、
自分のことを客観的に見て受け止めることができると、
家庭も仕事もみるみる良くなることがある。

家族がギリギリまで我慢しているという環境は、
攻撃している本人を含む、どの人にとってもに地獄だ。

家庭がうまくいかない人は、
私の傾聴ライティングを使われるのもいいし、
それに限らず気に入る
「恥をかかない場所」
をどうにか探して自分を客観視することを
していただきたい。


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