昨年ヒプノセラピー(退行催眠療法)の取材を
させてもらったときの話。
自分も体験してみたところ
長い時間、適温の温泉に浸かりながら、
自分の前世の映画で観ていたような心地よさだった。
終わると体の疲れがよく取れていた。
効果がとてもあることは体感できたけど、
丁寧に半日かけて行われたので、
そうしょっちゅう受けられるものではない。
セラピストの方へ
「 ここへこれる時間が作れるようになるまでのあいだ、
気分がとても沈んでしまったとき
誰にでもできるリフレッシュ法はありますか?」
と聞いてみた。
ヒプノセラピー以外の質問に気を悪くすることもなく、
気さくに答えてくれた。
「楽しめることをするんです。
そうすれば沈んだ気持ちも、上がります」
とても単純明快だった。
そこで教えてくれたのは、
「元気なときに自分の楽しめることを
100個書いておく」
100個も出るものだろうか?と思ったけど、
家の中でできる簡単なことから、
外へ出ないとできないものまで書き連ねてみると、
案外100個は簡単に埋まった。
元気がないときはその100個を見れば、
なにかできることが必ず1つは出てくる。
自分が楽しめることを書いているわけだから、
つい没頭してしまい、
気がつけば夕方になっていることもあった。
それをしている間は、
気分が沈む原因となった事柄を考えずにいる。
考えていても疲れるばかりで、
なにも解決しないときは思考を逃すことが一番だ。
元気がないときは、それ以上疲れを増やさない。
あたりまえで、とても大事なこと。
普段はいろんな人と会うことで、気晴らしになる。
でも人の顔色をつい見てしまう癖のある私は、
元気のないときほど、
人の顔色がもっと気になってしまう。
そうしてさらに疲れて帰ってくることが、
ままあった。
これをやり始めてから、
落ち込む度合いや頻度がとても少なくなった。
いやなことがあっても、
結構早く気持ちが切り替えられるようになった。
そもそも100個も楽しめることを眺めているだけで、
すでに楽しみは始まっている。
ちなみにそのとき出てきた私の前世は、
オランダ人のとんでもないプレイボーイだった。(苦笑)
アフリカ人だったのかと思ったけど、違った。
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