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春はオレンジやレモンなどの酸味のあるフルーツと、
たっぷりの葉野菜を食べよう!
肝臓が血液をきれいにしてくれて、春先の不快症状が軽減される。

動物が冬眠するのは、冬場は肝機能があまり働かなくなるからだ。
人間の肝機能も同じく働きを弱める。

 

肝臓の役割
肝臓は添加物や薬剤などの化学物質や、精製食品(白砂糖、精製塩など)、
アルコール、タンパク質、油を分解して血液を浄化してくれる臓器。

冬のあいだに肝臓を弱らせる物質をたくさん摂ってしまうと、
春になって目覚めた肝臓が、
働きを活発にして一斉に処理をしようと頑張る。
処理が追いつかない場合、
汚れた血液が体をめぐり以下のような症状が出てしまう。

 

肝臓の司る感情は「怒り」

怒りのコントロールができないときは、肝臓が弱っている。

また「怒りが肝を破る」と言われていて、
怒ることそのものも肝機能を弱らせる。

・キレる
ケンカ早く、ギスギスした人間関係を構築する。

・決められない
イライラしているときは思考がうまく働かないので、
決断もなかなかできない。
1つのことを決めるのに2、3日かかる人は肝臓が弱っている。

・ノイローゼ、引きこもり、自殺
汚れた血液が脳に回ってしまうと起こる症状。
春の自殺者が多いことや、
5月病というのも肝機能の弱りとして考えられている。

 

肝臓が弱ったときに症状が出る場所
筋肉、足首、肘(ひじ)、目。
これらの場所に多少なりとも症状が出たときは、
肝臓の弱りのサインだ。

・こむら返り、硬直、過呼吸
担当している物質の処理が間に合わず、
肝臓がオーバー・ヒートを起こしているイメージ。
肝臓が熱を持ち血液の循環がうまくいかず、
筋肉が硬直することで起こる症状。

・捻挫(ねんざ)
足首や肘の症状は肝臓の弱り。
捻挫の他に足首、肘がかゆくなったりすることもある。

・まばたきの回数が多い
正常なまばたきの回数は1分間に3回。
それ以上の回数をするときは、
まばたきを増やすことで目の血流を上げようとしているとき。

 

改善策
肝機能に負担をかけた食べものを消化するのに、
効果的なのは「酸味」だ。

柑橘類には油(肉、魚の脂も含む)
を分解してくれる酵素が入っている。
加えてタンパク質を柔らかくしてくれる効果もある。

フライにレモン汁をかけるのも、
ドレッシングにお酢を入れるのも油の分解に必要だからだ。

タコやイカなどの火を通すと硬くなる性質のものは、
消化を助けるため「酢だこ」や「酢味噌」の料理などがある。
牛肉をワインなどで煮込むのも「酸」の性質を利用している。

ただ酸味は体を冷やす作用があるのと、
骨を溶かしてしまう性質もあるので、
それほど多くとらなくていい。

お酢を飲むのも危険だ。
お酢は柑橘類より強い酸を持っているので、
歯や骨を溶かしてしまう。
調理に少し使うていどでいい。

またお酢が苦手な人は柑橘類で、
じゅうぶん酸味を摂ることができる。

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葉野菜は根菜にくらべて、体を冷やす性質を持っている。
オーバーヒートを起こしている肝臓を、
ゆるやかに冷やす作用がある。

本当は冬場に溜め込まないのがいちばんいいのだけど、
クリスマスやお正月、忘新年会などで
過食やアルコールを多く摂ってしまう期間でもある。

食べ過ぎてしまったものを後悔しても始まらない。
今は肝臓の働きを助けてあげることで、
体も心も楽にしてあげよう。


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