自然を前に人は正直になる
一緒に川辺に座ってある人がつぶやいた言葉「はぁ、生きているだけで精一杯」。
本人は疲れからそうつぶやいたのでしょうが、素敵な言葉だと思いました。
「精一杯生きている」という風にも考えられるから。
自然を前にすると、人は正直な言葉や感情を吐露し始めることが多いです。
疲れたときは自然と触れ合うのが、いちばんの特効薬
毎日山道を歩いて通学していたり、農作業をしている人はとても元気です。
子供の病気をきっかけに、空気がきれいな海辺や山辺に転居をした人。
転居前は弱かったのに、みるみる元気になった人たちを何人も見ました。
自然は人を治癒させる偉大な力や即効性があって、いちばんの名医だと思います。
遠くへ行かなくても、自然はある
私が30代で一時期アウトドアにハマったのも、すごく疲れが取れたから。
準備や現地での調理も片付けもとても大変なのに、1日自然の中にいて帰ってきた翌日は、体も思考もとても軽くなっていました。
車で30分ほどのところで、アウトドアをできる環境があったのがきっかけでした。
味を占めて西表島の滝壺まで登るツアーに参加をしたり、上高地で散策をした後もとても元気になりました。
けれどもそんな大掛かりなことをしなくても、自然は少し足を延ばせばあちこちにあります。
宿泊などをしなくても近場のまとまった自然のある場所を知っていると、日常的に自然の恩恵を受けることができます。
ベランダのプランター栽培や、ガーデニングでも効果は抜群です。
土の気はとても強い「陽性」を持っているからです。
同様に海風や海水も、とても強い陽性を持っています。
土に触れるだけ、海風に吹かれるだけで、陰性に傾いた体や心を陽性にしてくれる力があるのです。
生きているだけで精一杯なのは、自然界では普通のこと
自然の中にいるときにいちばん感じるのは「(自然が)生きているだけで、こんなにパワーをもらえる」ということです。
枯れて(涸れて)しまわなければ、素晴らしいパワーをくれる。
いいパワーを受けていれば、もらったパワーを他者へ循環できる自分もいる。
なにもしていなくても悪いパワーさえ循環しなければ、それだけでいいと思えるのです。
元気のない人や、イライラしているときは
晴れた日にポットに温かい飲み物を入れて、自然の中へ行ってみませんか?
じっとしていたければ自然の中でじっとしているのもいいし、イライラしていればワシワシと激しく動き回ってもいい。
自宅でじっとふさぎこんでいたり、イライラしていてもひどくなるばかりです。
けれども同じ行為をしていても、自然の中では帰ってきてからの状態が変わることがあります。
いい気のパワーを補給されるだけで、他者への対応が変わります。
簡単すぎて多くの人が、意外に実践していないことなのです。
行くときはくれぐれも風邪をひかないよう、厚着をして行ってくださいね。
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