頑張り屋さんは、身体症状を考えないようにする
「病は気から」というのは本当のことですが、熱がある気がしても計らないようにしている人がいます。
「熱があるってわかると、本当に寝込んでしまうから」という言葉をよく耳にします。
体は「寝て」と言っているのに、自分は「寝込んではならない」と逆の指令を与えています。
さまざまな身体症状が、訴えている声を聞き届ける
私の場合じんましんが出たら「寝不足です」と体が教えてくれています。
緊張状態がほどけていないときは、朝起きたときに側頭部に頭痛がします。
私のいちばん深刻な身体症状は、食欲が減退したときです。
過去に何度も経験したわけではありませんが、強いストレスにさらされて食べ物が喉を通らなくなる。
1日くらいでは心配ありません。
けれども無理して食べると戻してしまう。
何日間も水分だけでいいと感じるなどの症状は「いちばん注意が必要」の警報アラームが鳴り響いているときです。
これを無視してしまうと不眠や無気力につながり、回復するのに時間がかかることを20代の頃経験しました。
またこの警報アラームが鳴ったときは、自分1人で問題と対峙するのは諦めるとき。
ストレスに即した他者からの助けが、必要になるときだと自分で理解しています。
自分だけにしか理解してあげられない、体からの大切なサインです。
自分の身体症状を知り、対処法を知っていると楽です
- じんましんが出たら早く寝る工夫や、長く睡眠時間を取ればいい
- 側頭部に頭痛が走るときは、腹式呼吸を1日何度も繰り返す
- 食欲が何日もないときは体がとても冷えていますから、戻さない程度の量で(具なしのお味噌汁など)体の内側から温める飲料を小まめに取り、ミネラルと水分を補給する
- 湯船に浸かったりホッカイロなどで、体の外からも温める
- そうしてストレスに適した相談相手へ相談する
などの手立てを取り始めます。
自分で対処できる部分は自分で、他者からの助けも積極的に借りる。
日頃からさまざまな相談に適した相手を、探しておくことも大切です。
1人で頑張れることと、そうではないことを分けて考える
何日も食べられなくなるのは本当に稀なことですが、実際はそこまで行く可能性があるのです。
できればその状態になるまで放置しない方がいいですが、ついつい頑張ってしまうのです。
またある日突然そのようなことが起こると、警報アラームが鳴っているのに「大丈夫」だと言って自分を鼓舞させようとしてしまいます。
正確な自分の状態を知るためにも、日頃から自分の体から出る身体症状を無視しないでいると、早く対応することができます。
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