壁を越えるとまた壁

最近壁にぶつかることの多い私です。

試行錯誤をするのは好きな方ですが、ブログを開始して以来とにかく壁・壁・壁というイメージです。

以前はせいぜい1年に1回、壁にぶつかれば多い方でした。

けれどもここのところ、私の前に壁が立ち塞がる周期は2、3ヶ月に一度という気がします。

2、3ヶ月ですから試行錯誤の後、新たな乗り越え方を発見して、それに慣れたらすぐに次の壁が訪れるのです。

思えばブログを開設して自分の考えを発信することは、自分にとっての最大級の壁でした。

それまで「読むもの」としていたブログが「自分で書く」となると、まったくなにを書いていいのか見当がつきません。

慣れるまでの3ヶ月は「続けることに意義がある」と自分に言い聞かせて、とにかく書き続けたという感じです。

約3ヶ月が過ぎて少しブログの書き方にも慣れたころ『傾聴ライティング』や『個別セッション』というメニューを開始して取り組んでいます。

するとクライアントさんたちのさまざまな思いを知ることになり「メニューの内容を、より進化させたい。でもどうすれば?」という壁が出てきました。

方向音痴の私には、壁にぶつかったときの良きガイドさんが必要です

壁にぶつかるときは、途方に暮れているときです。

実生活でも方向音痴の私は、道がわからなくなるとすぐ人へ聞きます。

それは過去に何度も自力で目的地を探そうと頑張っても、一度道を見失ってパニックになると、絶対にそこへはたどり着けない経験をしているからです。

GPSを持っていてもダメです。

なーぜーかー、どんどん自分の行きたい場所から離れてしまうのです。

体にGPSを埋め込むことができたのなら、どれだけいいだろうと何度思ったことか。

駅から徒歩3分の場所へ行くのに40分かかったなど、私と待ち合わせをする相手はたまったものではありません。

私が方向を見失って困るのは自分だけではなく、他者まで巻き込みます。

仕事も同じことで私が方向性をさらに明確に模索しなければ、顧客満足度が下がってしまいます。

人の目は肥えていくので少しでも改良や進化させないものは、現状維持すらできずに後退して行くのです。

方向を見失い「こんなこともわからない自分はみっともない」とか「バカだと思われるのではないか?」など途方に暮れている場合ではありません。

目的地にたどり着きたければ恥も外聞もなく、他者へ頼らなければならない場合もあるのです。

ヨーロッパ専門のガイドさんに、アメリカのガイドはできない

ガイドさんにも、それぞれの得意分野があります。

国別、地域別、遺跡や僻地に詳しいなどさまざまです。

またガイドさんとの相性もあります。

方向音痴の私に「南へ行けばいいんだよ」と言われても、南がどっちかわかる人は方向音痴ではありません。

方向に関して言えば前後左右のレベルで説明してくれるガイドさんや、目的地まで一緒に連れって行ってくれる人が私には必要です。

それにいくら親切で料金の安いガイドさんでも、ヨーロッパの案内に長けている人に、アメリカも案内してくださいというのは無理な話です。(なかにはいらっしゃるかもしれませんが)

どの壁にも壁に応じた乗り越え方を、スペシャリストたちは持っている

これまでに

  • ブログを始めるよう強く背中を押してくれた人
  • ホームページの箱を作ってくれた人
  • ブログの文章を読みやすくする助言をくれる人
  • ホームページを世に広める手伝いをしてくれる人
  • ホームページ内容をよりよくして、ビジネスを円滑に進められるよう助言をくれる人

それ以外にも何人ものスペシャリストの方たちが、このホームページ一体型のブログに現在進行形で関わってくれています。

どの方たちとも、壁にぶつかってから出会った別々の方たちです。

壁の種類に応じた乗り越え方を教えてくれるまでがお仕事ですから、そこからは自力で乗り越えるための訓練が必要になるのです。

その訓練がいちばん大変なので時として「どうしてお金を払ってガイドしてもらっているのに、苦労を買っているの?」という甘えも正直言えば出てきます。

けれどもお金を払ってヘリコプターで山頂に着くようでは、楽ですが子供や老人にでもできることです。

訓練で得た筋力が実践する能力となり、過去の知識や経験と合わさって誰にもない独自性を生み出す。(ちょっと仰々しいけど、本当なんです)

私に関わってくれているスペシャリストの方々も、ご自分の得意分野を絞って磨いて「真似のできない独自の仕事」を生み出した方々です。

ブログを始めて壁が出てくる機会が多くなったのは、ブログによるアウトプットの速度が早くなったことで、目的地が以前より明確になりつつあるから。

壁を乗り越える大変さは目的地へ到達する楽しみが見えなければ、モチベーションは上がりません。

疲れれば少し休んで「本当に行きたい場所はどこ?」と軌道修正をいつも心がけています。

不得意からは手を離して、得意なことを磨くためにスペシャリストたちに頼る

行きたい場所があるのに道に迷って、自力でなんとかしようとしても疲れるだけです。

時間がかかっても自力で切り抜けるのが目的なら問題ないのですが、私は自分の能力を磨いて、より良い仕事をするための苦労だけをしていたいのです。

目的地に着いたときに倒れてしまうほど疲れいては、せっかくの能力が発揮できません。

どんなに恥じても悩んでも、私には方向感覚は備わらないのです。

その都度スペシャリストたちの力を借りつつ、自分の力を最大限に発揮できる訓練に集中することも大切な仕事なのではないでしょうか?


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