梅雨入りすると湿気でジメジメ。
これは家の中や外気だけではなく、体の中もジメジメするのだ。

湿気が増すと大気中の水分で皮膚が常に湿り、毛穴がずっとふさがった状態になる。
なかなか汗をかきづらくなり、体の水分が外へ蒸発しない。

体はいつも濡れた状態となり、冷え、倦怠感、
うつ感情など精神的にもジメジメしてしまってよろしくない。


水分代謝の悪い体は夏風邪などの病気にもなりやすい。

体内に滞っている水分を、尿として外へ出してあげる必要がある。

ここでのお役立ち食材は「切り干し大根〜〜♪」(ドラえもん風に言ってみてね)
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大根には利水作用のあるカリウムが大量に含まれている。
しかしながら生の大根は、カリウムとともに大量の水分を含んでいるので、
体を強烈に冷やす作用もある。


その点切り干し大根は干すことで水分を飛ばし、体を冷やさずして利水できるという優れた食材なのだ。

カリウム以外にも豊富なビタミンと食物繊維を含み、ダイエット食材としても優れている。


簡単切り干し大根の煮物と、その他のアレンジ切り干し

・切り干し大根は水に浸けて、戻す手前が面倒だと思っている人もいると思うけど、
 洗ってザルに上げて10分ほど放置しておけば大丈夫。(絞らないでね)

・10分間待っている間に、ニンジンや油揚げなどの食材を刻んでおく。
 油を熱した鍋に切り干し大根を入れて2、3分炒めた後ニンジン、
 油揚げの順に足していく。

・食材に8部通り火が通ったら食材が半分浸る程度にお水を注ぎ入れる。
 水が沸騰して2分ほど放置してから(大根独特の臭みを飛ばすため)調味料を加える。

・蓋をして5分ほど弱火で煮込む。

・味付で甘味が欲しい人は、ミリンを加える。
 私は大根とニンジンの甘味だけで十分なので、加えるのはお醤油だけ。
 切り干し大根からいいお出汁が出るので、出汁がなくても美味しい。

・洋風にしても美味しい。
 油揚げを入れず味付けのところで、塩とケチャップにするとナポリタン風味。

・先にガーリックと鷹の爪、アンチョビのみじん切りを炒めてから、
 同じ手順でペペロンチーノ風味にもなる。

ダイエットをしている人は、切り干し大根を麺に見立てることもできる。

この日は初鰹がメインだったので、和風にした。
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新玉ねぎ、みょうが、しそを刻んだものをたぷーりと、生姜醤油で。
和歌山の「黒牛純米」で。
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手羽先を塩と黒七味でシンプルにグリルで焼いただけ。
これはレモンハイで、ガブーリと。

切り干し大根だけではなく乾物は栄養価に優れているうえ、水戻しで何倍にも膨らむ。
すでに切ってあるので、包丁もまな板も洗わずにそのまま調理ができる。
満腹感も得られやすいので、震災時などの保存食として最適だ。

うっとおしい梅雨時に、切り干し大根をぜひ多用していただきたい。


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