私たちは日々さまざまな場面で、選択を迫られます。
明日の洋服はどんなものを着て行こうか?シャワーにしようか、湯船に浸かろうか?
などの小さな選択から、好きな人と結婚しようか、まだ独身でいようか?などの大きな選択まで。
なにも選択をしない日など、ないのではないでしょうか?
強い必要性や欲求があるのなら選択の大小関わらず、おのずと答えは決まりますが小さな選択ほど迷います。
その都度ベストを狙うことはできないけれど、マシを取ることはできる
ご飯にしようか?パンにしようか?どちらでもいい場合があるとします。
- ご飯はお水だけで炊くけど、パンには油脂や乳製品、砂糖……などいろいろなものが入っています。
- 体に負担をかけないのは、ご飯だということがわかります。
こってりとしたものが欲しい。スイーツにしようか?揚げ物にしようか?
- より心を喜ばせるのはどちらでしょう?
車で行こうか?電車で行こうか?
- わずかでも運動量を増やすなら電車がいいでしょうし、荷物が多いなら車がいいでしょう。
どちらでもいい場合、その都度の選択を誤らないためには目的を考えてみる
体に負担をかけないことを優先させるのか?心を喜ばせるものを優先させるのか?快適性を求めるのか?
など目的別で選び取る習慣をつけておくと、大きな選択を迫られたときも間違いのない正解を選び取ることができます。
また小さくてもその都度目的に合った選択肢を積み重ねることで、目指す方向がより明確になり一定期間を経た後で、大きな結果にも結びつくのです。
らせん状に成長させたことは、確実に実る。急成長したものはすぐに果てやすい
友人のワンちゃんの自宅出産に立ち会ったことがあります。
自宅の方がワンちゃんがリラックして産みやすいことから、獣医さんに勧められたそうです。
その時産まれたのは、4匹のミニチュア・ダックスでした。
なんとすべて逆子で、頭からではなくお尻から出てきてしまうのです。
早く出してあげないと窒息してしまいます。
親犬がうまく力めず自力で産めない場合、人間の赤ちゃんと同じく人の助けが必要で、獣医さんから飼い主さんは「ねじって引っ張り出してあげてください」とレクチャーを事前に受けていたそうです。
一匹だけ私も介助させてもらったときに、恐る恐る教えられた通りねじって引っ張り出しました。
生まれたての子犬をタオルでこすってあげると「ニャー、ニャー」と猫のような声で鳴いた感動は、今でも忘れられません。
人間の赤ちゃんも真っ直ぐには産まれこず、グルグルと旋回しながら母体から出てきます。
大根やゴボウのヒゲをよーく見てみると、らせん状に生えていることがわかります。
これも旋回しながら、成長した証です。
人間の成長も時間をかけてグルグルとらせん状に成長させた経験や知識は、着実に誰にも真似のできないものとしてどこかで実ります。
けれども1日だけのセミナーなどで身につけた資格は、その他の人たちも1日で取れますから独自性は出ません。
芸能人の一発屋もすごい速さで出てきますが、あっという間に消え去ります。
一直線に伸びたものは、危うさと隣り合わせなのです。
その都度マシな選択をして、ゆっくりと成長させる
すぐに求める結果が出ないと焦ってしまったときは、らせん状に上に伸びるループのような図形をイメージしてみてください。
多くの着実な成果は、らせん状に伸びていったものです。
マシな選択をグルグルとらせん状にゆっくりと目的に向かって、伸びた成果は盤石で最強のあなたの武器となります!
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