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不眠に悩む現代人は多い。
不眠とひとくくりに言ってもパターンはさまざまだ。

  • 寝つきが悪い
  • 寝つきはいいけどずっと夢を見ていたり、一晩に何度も起きてしまう
  • 夜になると覚醒して、明け方くらいになるとグッスリ眠れる
  • 程度の差こそあれ薬に頼ったりしていなくても、不眠はとてもきつい。
    特に翌日に大切な用事を抱えているときほど、寝つきが悪くなってしまったりする。

    緊張感が寝るまでの時間に取れていないと、焦燥感に変わりリラックできない。
    よくも悪くも1つのことを真剣に突き詰めて考える傾向にあると、焦燥感に変わりやすい。

    たとえば「明日は遅刻をせずに起きなければ」など、ということからでも深刻に考える。
    まだ先々に起きてもいないことに対する「空想による心配」が意外と多い。
    「こんなことが起きたらどうしよう?」と、ことが起きてから対処をすればいいものまで、抱え込んでいる。

    「遅刻をせずに起きなければ」という心配は同時に「遅刻をしたこと」を想像して、心が焦りでいっぱいになるのだ。

    規則正しい生活を送ることは大切でも、自律神経の乱れなどでそうはいかなくなることもある。
    規則正しい生活を送ることに囚われすぎると、送れていないときに自分をダメ人間として恥じてしまう。

    目覚まし時計が好きな人っているだろうか?
    どこかから聞こえてくるアラーム音を「心地のいい響き」として聞く人は珍しいのではないだろうか?
    どちらかというと「イヤな音だね」と不快に感じはしないだろうか?

    不快なものが寝ている場所の近くにあるだけで、寝ているときまで緊張が解けなくなることもある。

    週に1度でも、月に1度でも、翌日寝坊しても構わない日を作り、目覚まし時計をどこか見えない場所へ置いて寝てみてほしい。
    何時かも気にせず起きたくなるまで、寝ている。
    お手洗いに起きても、また眠りたいだけ眠る。

    お腹が空いたらなにか食べて、また眠くなったら眠る。
    お子さんがいらっしゃる方は、配偶者や親戚にお願いしてでもそういう日を夫婦で交互に作ってみる。

    そうして誰からもとがめられない「自分はダメ人間」ということを許す練習をすると「遅刻をせずに起きなければ」とか「こんなことが起きたらどうしよう」という起きてはいないことに対する不安感が、だんだんと回を重ねるごとに薄まっていく。

    緊張が解けないときは、なにかに追われているときだ。
    そうして切り替えも上手ではない人が緊張という感情に追われてしまう。

    けれども人間はずっとONでもずっとOFFでもいられないので、ONとOFFを切り替える練習を定期的にすると、OFFがどういうものかを体で覚える。

    「眠るときはOFF」と条件反射的になるよう体に覚えこませると、大切な用事や仕事を翌日に控えていてもしっかりと休めて、いいパフォーマンスにつながる。

    不眠に悩む方はいちどお試しいただきたい。


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