カブの葉とナメコのお味噌汁

カブの葉とナメコのお味噌汁

年齢を問わず、食べるといいと言われている食品だから

お料理が好きではない、食べ物にあまり関心がないという人ほど「なにを食べようか」と毎日迷ってストレスを抱えています。

また自分のことならいいけれども、育ち盛りのお子さんがいる方。

年老いた親御さんと暮らしている方など、ライフスタイルはさまざまです。

しかしながらどのタイプの人の体にも、よい影響を与えるのが1日1杯のお味噌汁です。

栄養だけではなく、デトックス作用も強い食品です

お味噌に限らず発酵食品の栄養はいろんな方が公開されているので、ここではあえて書きません。

お味噌の詳しい説明はこちらから→みその効用

ですがデトックス効果が高いということは、あまり言われていません。

けれどもチェルノブイリ原発が爆発した際に、日本から大量のお味噌が緊急輸出された話を、聞いたことがありませんか?

マクロビオティックの陰陽理論で言いますと、お味噌は強い陽性(体を温める性質)を持っています。

そうして化学物質は強い陰性(体を冷やす)性質を持っています。

陰と陽は引き合う性質があり、お味噌の陽性が放射能の陰性を吸着して、体から排泄してくれるそうです。

ですから大気中の汚染物質やニコチンなどの排泄も、手伝ってくれるのだそう。

毎日お味噌汁を食べる人の癌の発症率が低いのは、これもひとつの要因かと思われます。

お味噌は世界中の人の体質に、適合しやすい食品です

小麦や大豆アレルギーの人でも、お味噌は大丈夫だということはよくあることのようです。

食物アレルギーの要因は、それぞれの食品が持つたんぱく質の成分への反応です。

しかしながら発酵させることで大豆や小麦をそのまま食べるのとは、違う成分へ変化するのだそうです。

数年前ロンドンを訪れた際は、日本のお弁当(Obento)がブームでした。(今も続いているのかしら?)

テイクアウト専門店のメニューを見ると、どの店もMISO SOUPが載っていました。

これは味だけではないはずです。

味や体にいいとわかっていても、体質が拒否をするのならメニューには載せられません。

つまりお味噌はユニバーサル・フードと言っても過言ではないと思うのです。

塩分を気にして食べないよりも、お味噌汁では摂った方がいいと言った医師

そうは言っても、気になるのはお味噌の塩分でしょうか。

お味噌の塩分はたんぱく質と同様に、発酵させることで化学変化をするそうです。

またお味噌汁を作る際に入れる、豆腐や野菜にはカリウムが多く含まれています。

カリウム(陰性)は塩分のナトリウム(陽性)を吸着して、体の外へ出る性質があります。

またカリウムはお味噌の原材料の大豆、小麦やお米にも含まれています。

ですからお肉やお魚にかけて食べる塩分より、お味噌汁の方が排泄されやすいということです。

◯◯と食塩 要冷蔵の表記をしているものなら、バッチリです!

◯◯と食塩
要冷蔵の表記をしているものなら、バッチリです!

化学物質を体外へ排泄してくれるのですから、化学物質の含まれていないお味噌を体へ入れたいものです。

原材料に米、小麦、大豆などの穀物と、食塩だけのものを選ぶといいようです。

それと要冷蔵だともっと安心です。

お味噌が爆発した!

東アフリカのタンザニアに住んでいたころの話です。

日本からかなりの量のお味噌を空輸したのですが、常温で放置をしていました。

日本より気温が高いせいもあり、数日でパンパンと袋が破裂をして天井まで飛び散りました。

けれどもこれは発酵が促進されれば、当然のことです。

もちろん壁や天井に接していない部分を、こそげ取って冷蔵庫へ保管しましたよ。

あちらでは貴重品でしたから。

これが要冷蔵と表記されているものが、いいという説明です。笑

化学処理や添加物がお味噌の発酵の促進を止めるので、要冷蔵と書いてあればまだ酵素が生きている証拠。

あれこれ書いている私が言うのもなんですが……

これだけ長々とお味噌の情報を書いていて言うのもなんですが、これまで書いたことはついでです。

お野菜や栄養バランスを考えてストレスになるくらいなら「お味噌汁だけでも食べるといいよ」ということです。

おだしを取った方がいいですが、シンプルな原材料のお味噌なら、お湯に溶かすだけで美味しいです。

だから「おだしを取るのが面倒だから、お味噌汁は食べない」と言わないで。

菓子パンですませたって、野菜が足りなくたって「1食お味噌汁を食べたから大丈夫」と自分にも家族にもOKを出して欲しいのです。


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