海外へ一人旅をしてみたい。
自分が思い立ったときに行ける期間だけ、行きたい場所へ行く。
それは長年の憧れだった。
去年ロンドン、マドリードへ行き、
ほぼ20年振りにヨーロッパの空気に触れてから、
ヨーロッパの持つ独特の空気感を懐かしく感じていた。
生まれて初めて行った海外が、ヨーロッパ(パリ)だということが大きい。
ヨーロッパへ行く機会を、これからは増やそうと思いながら旅行を終えた。
一人旅のハードルを上げていたのは、 私が「地図の読めない女」だということ。
自慢じゃないけど、方向音痴なら誰にも負けない自信がある。
日が暮れてから、道に迷う心細さはハンパない。
それも海外で?? 行きたいな、一人で大丈夫かな?
でも誰かと一緒に行くのを待っていたら、何年も行けないかも。
そんな矢先、かさこ塾の先輩卒業生で
セレクトショップKOLMEを姉妹で営むKAZUKOさんより
「パリへ行かなくてもパリ旅行」 という謎のイベントの招待状がFacebookより届いた。
KOLMEオーナーのKAZUKOさん
カメラ・ウーマンである、妹のMICHIKOさんの撮影
KAZUKOさんは妹のMICHIKOさんと、
アクセサリーや衣類のセレクトショップを営む傍、
フラワーアレンジメントも教えている。
今も年に数回パリへ行き、お花の勉強や仕入れをしているそうだ。
パリ通の人から現在の詳しい現地情報を教えてもらいながら、
パリへ行ったかのような「妄想旅行」 を楽しませてくれるという企画だった。
そうして昨日パリへの妄想旅行に、旅立つことにした。
・パリならではの服装のエチケット。
・お金を使って楽しめる店、高くてダメな店。
・KAZUKOさんお薦め飲食店と、訪れるといい時間帯。
・各種交通機関を使う場合のメリットとデメリット。
・お金を使わずに楽しめる場所。
・目的別ホテルの選び方。
・広いパリ市街の効率的な動き方。
カジュアルかフォーマルに偏っている情報が多いなか、
その両方と中間の選択肢も、教えてもらえたことは貴重だった。
また地図の読めない女の私にもわかる、
パリ市街全20区の位置関係の見方や、
わかりやすい地下鉄、バスの路線図を見せてくれながら、
移動はとても便利で簡単だということを説明してくれた。
これならすべての移動をタクシーに頼ることなく、
迷ってどうしようもなくなったときに乗るだけですむ。
かなり一人旅のハードルが下がったことは間違いない。
地下鉄やバスの路線図
これもMICHIKOさんに撮っていただきました 。
「食べるべきもの」 の数々はパリに行かなければ、
食べられないものだけが次々と映し出された。
食べることがなによりも好きな私にとって、
これがパリへ向かう一番強い動機づけになった。
そこへ集った人たちは、皆さん妄想旅行を堪能していた。
お子さんと一緒に、ご夫婦で、一人で旅をしている妄想。
妄想が膨らみお腹が空き始めると、 とっても豪華なベジ弁当が〜!
お野菜がゴロゴロ入ったお味噌汁つきで。
久我山のVEGE CAFEさんのお弁当&お味噌汁
これは私が撮影してので、下手でごめんなさい 。
これだけの種類の野菜を家で揃えることは難しいし、
いちばん手のかかる野菜の惣菜は、
家で作っても多くて3、4品がいいところ。
どれも同じ味のものがなく、メリハリが効いていて美味しい。
目にも麗しい野菜料理の数々を堪能して、 お腹も気持ちいい。
後半は一人ひとりの質疑応答に答えてくれて、
本当にパリへ行くことが決まれば、
個別に具体的なアドバイスがもらえるそうだ。
パリを愛するKAZUKOさんのお話は、
パリの本当の素晴らしさを多くの人に知ってもらい、
体感してほしいという情熱に溢れている。
危険な目や、差別的な扱いを受けて、
せっかくのパリ旅行が台無しにならないよう
注意点も教えてもらった。
「空港からバスで市街へ向かうのは安全なのだけど、
降りたバス停にスリが集まっていること多い」
などの予測できないような情報は、
現地に住む人より足繁く通っている人の方が詳しい。
私はバスの中でだけ警戒して、
降りたらホッとしてしまうだろう。
行くぞ〜!行くぞ〜!今年はパリへ行くぞ〜!
そう思ったのは、私だけではないはずだ。
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