ナス科の野菜はお肉のデトックス食材です

ナス科の代表的な野菜はナス、トマト、ピーマン、唐辛子ジャガイモです。

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ときどき無性にトマトのサラダや、トマトソース・ベースのお料理が食べたくなりませんか?
それは体が「お肉のデトックスをしてちょうだい!」とサインを出しているときです。

特に夏場はバーベキューや、焼肉とビールなどのお肉料理が美味しい季節ですね。
私は冬になるとお魚が多くなるのですが、夏は断然お肉が食べたい人です。

そうしてお盆を過ぎたあたりから、ナス科の野菜を体が欲し始めます。
ちょうど最盛期を迎える時期でもあるので、じゃんじゃん消費をしています。

またステーキやハンバーグのお肉には、必ずといっていいほどジャガイモのお料理が付いてきませんか?
マッシュドポテトやフライドポテト、ベイクドポテトもありますね。

ナス科のなかでもジャガイモは、お肉の脂の消化を助けてくれるのです。
本来はお肉を食べるときに同時に採った方がいちばんいいのですが、私のように体の欲求が出たときでも十分効果はあります。

長なす、トマト、万願寺とうがらしのペペロンチーノ風

長なす、トマト、万願寺とうがらしのペペロンチーノ

ある日のナス科欲求が高まった日の、私の食事です。
長なす、トマト、万願寺とうがらし、オニオン、ガーリックを炒めたものをパスタと一緒に食べました。

ナス科の野菜は体を冷やす?

「秋茄子は嫁に食わすな」という、ことわざがあります。
これは美味しい秋茄子をひとり占めする姑の意地悪ではなく(笑)実際に体を冷やしてしまう食材でもあるのです。
お嫁さんが流産や、不妊症にならないようにという願いを込めた言い伝えです。

ナスだけではなくナス科のお野菜すべてに、体の熱を下げる効果があります。

またマクロビオティックの観点からも、お盆を過ぎたころから体の冬支度を徐々に始めた方がいいと言われています。

だいたい3ヶ月前から次の季節に備えて食事で体を整えておくと、季節の変わり目や真夏・真冬に病気をしにくくなります。

なのでナス科の植物、特に生は体をとても冷やしますので、トマトサラダなどは今からは控えた方がいいようです。

またマクロビオティックや、ヴィーガンを実践している方々は乳製品、卵、動物性食品を摂りません。

そういった方たちがナス科のお野菜を食べると、加熱していてもてきめんに寒がる方が多いです。

私もマクロビオティックを実践しているときは、真夏以外のナス科の野菜は極力避けていました。

けれども普段お肉を食べている人たちには、必要な食材です。

調理中に塩や味噌、しょう油などの体を温める性質を持つ調味料で、風味をつけると体を冷やす性質が弱まります。

ですから体の声を聞いてあげて「ナス科の野菜が食べたいな」と思うときは、抗わずに食べていただきたいです。

ジャガイモを調理する際のたったひとつの注意点!

ひとつだけ注意していただきたいのは、ジャガイモは120℃以上の高温で加熱するとアクリルアミドという成分が発生します。
アクリルアミドは有毒な発ガン性物質なので、特に小さなお子さんなどには注意が必要です。

フライドポテトや、ポテトチップス、120℃以上のオーブンで加熱調理するポテトグラタンなどのお料理は避けたいものです。

自称「イモ女」の私もフライドポテトやポテトチップスは大好きなので、これはとても残念なことです。

ただし極端に恐れる必要はありませんし、好きなものを100%避けるのは逆にストレスになってしまいます。

元気なときは、よく噛んで食べればなにを食べてもいいのです。

体調不良のときや、週に何度も食べたりするのは避けた方が賢明です。

外で友人と楽しむ際にコロッケも、フライドポテトなど高温調理のものを食べるので、月に1、2回食べるか食べないかという感じです。

家ではセイロで蒸したジャガイモに、オリーブオイルと自然海塩でいただくことがいちばん多いです。(おいしいですよ!)

じゃがいもはぜひ蒸す、ゆでる、煮るなどの調理法で食べていただければと思います。


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