そろそろ冷たい麺の季節も終わりですね

お素麺にもネギは欠かしません
8月が終わり台風の襲来や雨が降るたびに、気候は秋へと移って行くのが肌で感じられます。
夏の間にお世話になった冷たいお素麺やうどんなどの、小麦製品から徐々に離れていきます。
パスタ、うどん、ラーメン、餃子にネギ類がつきものなのはなぜ?
ネギ類には麺やパンなどに使われる、強力小麦の強いタンパク質(小麦グルテン)を分解してくれる酵素が入っています。
ここでネギ類と取らずにいると、分解されていないタンパク質が腸壁にこびりつき、腸を荒らしてしまいます。
その腸壁から吸収された血液が体を巡るので、体のタンパク質の許容量がピークに達するとアレルギー症状として出てしまうのです。
小麦を食べると情緒が不安定になるという人たちは、汚れた腸壁から吸収された血液が脳へ巡るのでイライラしやすくなります。
パスタにはニンニク、うどん、ラーメンにはネギ、餃子にはニンニクやニラが使われますね。
味覚の相性というより、デトックスを上手に利用している先人の知恵なのです。
できればその都度食べた方が小麦のデトックスは、その都度なされるのであまり心配がありません。
けれども接客業の人などは臭いの問題があるので、ラーメン屋さんでもネギを抜いてもらうという人もいます。
そんな人達でも仕事に支障が出ない日にネギ類を食べることで、体内に蓄積された小麦のデトックスが進むようです。
夏は小麦製品の方が食べやすいのが、自然なことです
先週も書きましたがお米より小麦の方が、体を冷やす性質(陰性)が強いのです。
ご飯よりパンが好きな人は上半身は痩せているのに、下半身が太りやすくなったりします。
これは冷たい性質の物が、腸内(下腹部)に停滞していることから起こります。
それにより脂肪を下半身に貯えて、冷えから守ってくれているのです。
だからといってアレルギーでもないのに、小麦を食べないと決める必要はないと私は思います。
特別な不快症状のない人は、ある程度食べたほうがいいのではないかと。
デトックス方法を知っていて量が過ぎなければ、食べた方が心の健康面から考えてもいいと思っています。
とはいえパンも麺もケーキも、あまり噛まずに飲み込めるものです。
むしろこれらの物をたくさん噛むと口の中が気持ち悪くなるので、ますます噛まないことになってしまう。
噛まずに咀嚼をすることも腸壁を荒らす一因となるので、極力噛むことを心がけるといいと思います。
そうしてもし夏場にたくさん小麦を食べ込んだという自覚があるようなら、秋に向けてネギ類を多めに取り入れてみてください。
アレルギーのかゆみには、乾燥が大敵です。
これからの乾燥の季節に入る前に、腸にこびりついた小麦の汚れを落として快適な秋を迎えてくださいね!
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