些細な疑問でも、謎が解けることは嬉しいのです
自分の知らないことを知れること。
これほど「快感」を伴う喜びはないのではないでしょうか?
たとえそれが他者にとって興味関心のないことでも、自分にとっても大きな疑問ではなくても。
なかでも特に生活に支障のないような疑問は、自分でもスルーしてしまいがちです。
けれどもアウトプットをしてみると思わぬ答えが飛び込んできて、心がほどけることがあります。
そうして「あー、小さな疑問でも、心に引っかかっていたのだ」と実感するのです。
そうして小さな引っかかりを少しずつ取り去ることで、大きな引っかかりもどんどん解消していく気がするのです。
週末はごくたまにFacebookで、お友達限定ネタを投稿しています
ブログネタにするほどのことではないけれど「これ気に入った!」と思うようなことは、Facebookの個人ページに投稿しています。
ほとんどが食べ物記事で「見て見て〜、美味しかったよ」という類ですから、公開範囲もお友達限定です。

昨日は、このような投稿をしました
昨日抱いた小さな「なぜ?」
週末の東京はとてもいいお天気でした。
ここのところとても寒い日が続いていたので、心も少し萎縮していたようです。
体の筋肉をノビノビと動かしたくなり、午前中はお日様を浴びながらウォーキングとストレッチをして楽しんでいました。
その際通りかかった、小さなお蕎麦屋さん。
昔からある老舗ですが、入ったことはありません。
運動をしてお腹も空いていましたし、いいお出汁の香りに誘われるがまま入りました。
投稿にも書いていますが、お蕎麦屋さんなのに中華メニューがあったのです。
新そばも魅惑的ですが、お蕎麦屋さんの中華メニューも試してみたいじゃないですか?

五目麺を頼むと伊達巻が中央に!
それで五目麺を頼むと、伊達巻がチョコンと乗っていました。
私の伊達巻についての認識では「おせちのお重に入っているもの限定」ですから、本当に驚いたのです。
一緒にいた人と「お蕎麦屋さんだから、おかめ蕎麦に使う具をサービスで入れてくれたのかな?」と笑っていました。
同時に「五目麺と伊達巻って合うの?」という疑問も、少々浮かびます。
試しに食べてみたところ生姜のピリッとした風味の鶏がらだしのスープに、ほんのり甘い伊達巻が合うのです。
私の伊達巻へ対する固定観念が、外された瞬間です。
けれどもFacebookに投稿したということは、それでもまだなんだか釈然としなかったからだと思うのです。
「なぜ中華にあえて伊達巻を???」という部分です。
答えがすぐに飛び込んできました
FB上のお友達からすぐに「おいしそー これは昭和。大切なときだけ」とすぐにコメントをいただきました!
「え⁈これって昭和の名残なの?そっかー、伊達巻(砂糖や卵)は高級品だったと祖母が言っていた」とつながったのです。
私も昭和の生まれですが私の知っている昭和は、64年間のうち21年とわずか1/3ほどです。
自分の知らない昭和時代のごちそうを、知ることができたのはワクワクすることでした。
昭和とはいえ関東地方特有のものかと思い、昭和を東京で過ごした昭和10年代、20年代生まれの人へ5人に聞いてみました。
誰もが「ラーメンに伊達巻に乗っているのは見たことがないし、五目麺を食べていない」というお答えです。
確かにその年代の人が大人になった昭和の中期は、きっとまだ伊達巻だけでなく五目麺そのものが高級品だったということです。
今でいうフカヒレ麺のようなポジショニングだったのかも?
一瞬でも「なぜ?」と思ったことが解消するときは「なぜ」と思った時点から、答えが飛び込んできやすい
「なぜ?」がもたらす解消を書いた過去記事はこちらから → 答えは向こうから飛び込んでくる
私が整体から始まり食養医学や心理学に没頭したのも、もともと「なぜ?」を知りたいことが発端でした。
けれども「なぜ?」という疑問は、とても個人差が大きいのです。
勉学から得られる知識だけより、実生活に即した「なぜ?」の方がより自分の疑問にフィットした答えが飛び込んでくる。
どんな小さな疑問でもその謎が解けたときは、まるで何日もこなかったお通じが開通したほどの快感を覚えるのです。(お食事中および、お食事前の方はごめんなさい)
つまり滞った思考がスムーズに流れ出して、その後の発想や行動、物の見方まで変わるということです。
そうしてそれは疑問を抱いたときに素直にアウトプットすると、インプットがされやすいということではないでしょうか?
またこういった実体験のアウトプットにより身についた知識ほど、身にもつきやすいいちばんの生きた勉強法だと感じるのです。
ですから良質なインプットが得たいときは、誰かのアウトプットを待たずに自分からすることです。
するとこういった、コアな知識や情報を知ることができるでしょう。
伊達巻が「お店のサービス」という勘違いで、完結しなくてよかったー♪
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