ものを渡すときや、握手をして触れたときに手の平や指が、ペタッと吸い付くような人がいます。

緊張しているときのみ汗ばむ手ではなく、日常的に冷たく湿った感じのする手です。

手足が湿っぽい人は、全身もペタっとした皮膚感の方が多いです。

これは糖分の取りすぎを意味しています。

糖分には保水性がある

パンやケーキを作る方はご存知でしょうが、必ずと言っていいほどお砂糖を入れますね?

お砂糖には膨らませる性質と、しっとりとさせる性質を持っています。

逆にお砂糖を入れていないパンは、しっとり感にいまいち欠けたパサっとした食感になります。

食パンとフランスパンでは、食パンの方が、しっとりもちもちしています。

フランスパンは本来、塩と小麦のみで焼くパンなのでそれほどもちもちとしないのです。

食パンもケーキもお砂糖でしっとり、フワフワするのです。

手足がペタペタしているときはお砂糖はもちろんのことですが、フルーツの果糖や炭水化物の糖質も含む過剰摂取が原因です。

しかしながらお砂糖は科学的に精製されているので、自然の食品に含まれる果糖や糖質よりも、体から排泄させるのが難しいのです。

体に留まりやすい分、ふくらませる力も、保水力も持続しやすくなります。

ペタッとしているのはどういう状態?

「お肌がしっとりするなら、糖分を摂った方がいいじゃーん‼︎」と思われがちです。

けれども手の平や足の裏がペタっとなるのは、皮膚が糖分を排泄しているときです。

また湿っぽいということは、糖分が体内の水分を保水しすぎていて体が濡れているのと変わらないのです。

濡れている、つまり冷えているということで自己免疫力が下がります。

先日書いた快適に冬を迎えてこすために、今から水分代謝を上げておこうという記事でも冷えの仕組みを書いておりますので、ご興味のある方はお読みいただければと思います。

水虫やカビなどの細菌感染を、引き起こしやすい状態になるので、決してよい状態ではないのです。

ちなみに一時期私はお酒(お酒にも糖分が含まれています)を断った時期があったのですが、すると代償行為として、普段欲しくない甘いものが欲しくなりました。

お酒を飲まない代わりになにかしらの甘いお菓子を毎日食べていると、手足の指に水泡がいくつもできては破れて、グジグジとした手足になってしまいました。

体や心をリラックスをさせるのに、糖分は必要なのです。

体質にもよりますが、極端にすべての糖分をカットすることはあまりいいこととは思いません。

手足がペタっとなったら、糖分を控えましょう

手足がペタペタしなくなるまで、少しの間お砂糖と果糖を控えれば乾きます。(炭水化物まで減らす必要はありません)

毎日の量を減らすより、甘いものは週に2日と決めて、残りの日は思い切って断ってしまった方が糖分の排泄が早まります。

食べてもよい貴重な週のうち2日間は「もうしばらく見たくない」と思うほど、お腹いっぱい甘いものを食べてください。

お子さんも手足がペタっとしていて水分量が多すぎると、鼻水が出たり中耳炎、扁桃腺炎を起こしやすくなります。

ペタペタ手足のお子さんも、週に2回の甘いもの大祭をお勧めいたします。(砂糖無添加のしょう油せんべいなどで、オヤツの代用を!)

代謝の早いお子さんは、デトックスも早いので大人に比べて結果はあっという間に出ます!

その目安として大人と同様、手足が乾いているか?湿っているか?で糖分摂取の調整をしてあげてください。

シルバー・ウィークも残り1日となりました!

休暇の間に、甘いものの食べ収めをしてはいかがでしょう?


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