まさか本当に不登校児が、外へ出るようになるとは!

昨年から親御さんよりご相談を受けていた、不登校児の案件です。

ポケモンGOをするようになり自分から外へ出る練習が始まり、ゲーム解禁から数週間で学校へ行けるようになったとご報告がありました!

ご本人の了承を得て、投稿させていただいております。

どうしても通学ができない中学生男児の件で、以前お母さまが個別セッションを受けてくださっていました。

当時はご両親とも共働きなので学校へ行っていない日中、息子さんがどんな生活をしているのかがわからず心配だということでした。

また近々高校受験を控えていて、勉強がどうなっているのかもわからないとのこと。

もともと学年トップを争う優秀な成績だったそうで、学校でいじめにあったことが不登校につながってしまったそうです。

やりたいことがあるのなら、なんでもさせてあげる

ご相談にこられたお母さまはとても優しく温厚で、ご夫婦で士業の事務所を開業されている頭脳明晰な方々。

息子さんが夜通し自室でゲームをしていて、昼夜逆転生活をしていることを気に病んでおられました。

食事にも出てこず出勤前に作って置いていくお弁当は、帰ってきても手付かずのまま。

スナック菓子と炭酸飲料のみで、日中は過ごしている様子だということでした。

「部活も一生懸命やっていたのが、急にこんな無気力になるとは思っていませんでした」と言っておられました。

ポケモンGOが解禁になった際、メールが届きました。

「本来なら受験勉強をしてほしいのですが、もしかするとこれが外へ出るきっかけになれば」といった経過報告と相談でした。

受験を焦る気持ちを抑えようとしているお母さまの様子が、メールからヒシヒシと伝わってきます。

私は「本人のやりたいことがあれば協力してあげたい」という親御さんの気持ちを素晴らしいと思っていたのです。

そうしてその旨返信をしました。

触れ込み通りだったとのご連絡が!

私はポケモンGOをいまだやったことがないので、知りませんでしたが「引きこもりも外へでる」というようなキャッチフレーズがあるそうですね?

解禁当初は家の中でキャラクターをウロウロ探していたそうですが、数日して夕方になると外へ出るようになったそうです。

そうして本日電話連絡をいただき「息子が学校へ行けるようになりました」というご報告をいただきました。

恐るべしポケモンGO!

そうして好きなこと(ゲーム)で外へ誘導しようとした、お母さまのセンスは素晴らしいと思います!

どんな物でも使いようですし、息子さんの特性をよく見ておられました。

「無理して学校へ行かせなくてよかった」とお母さまの第一声。

そうしてあのキャッチフレーズは本当だったと、とても明るい声で言っておられました。

子供の心は複雑だけど実は単純(純粋)な部分もあり、こんな小さなきっかけで不登校が改善するのですね。

嬉しかったのと、不登校のお子さんをお持ちの方のご参考に少しでもなればと思い、ブログの内容を急遽差し替えしました!


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