ストレスが起こると人間の体はぎゅーっと固まり、血行不良になります
「なんだか寒い、やけに体が冷たい」お小水の回数が増えて、夜ぐっすりと眠れない。
お腹や腰周りが冷えているときは運動不足などもありますが、ほとんどがストレスです。
わけもなく涙が止まらなくなるのは、涙で排出されるストレス物質と一緒に、水分を排泄して全身を巡る冷たい冷却水を出そうとするからです。
バカ笑いをしたくなるのは体が冷えていて、笑うことで血流を促そうとするから。
ストレスが起きて食欲がなくなってしまうのも、体が冷えて胃が正常に働かなくなるからです。
そんなときに無理して食べると、新たなストレスが生まれてしまいます
「食べなきゃ持たない」と思っている人は多いのですが、働きの鈍った胃袋に無理して食べるもの入れればどうなるか?
食欲がないときに栄養をつけようとするとアイスクリーム、ヨーグルトやプリンなどの流動食のようなものを食べてしまいがちです。
しかしながらこれらも、体を冷やす食べ物です。
いつまでも消化できず胃の中に停滞しているか、あるいは体が拒否して戻してしまいます。
ストレスは心理的なものだけと思われがちですが、体に無理をさせることも身体的なストレスなのです。
ですから心が冷えるようなことがあると体が冷えますが、体が冷えても心が冷え切ってしまう両輪のものだと理解してください。
内側から温めることが無理ならば、せめて外側から温めたい
外側から温めるいちばん効率的な方法は、有酸素運動のウォーキングなのですが、温めるためにはかなり早く歩かなければなりません。
体が冷えているのに早く歩くと筋や筋肉を、うまく動かすことができず怪我をする可能性が高くなります。
こういったときは温かめのお風呂に体を浸すことが、手っ取り早く安全に温める方法です。
体を温めて少し胃が働くようになってから、根菜と葉野菜のお味噌汁を飲む
ゆっくりとお風呂に浸かって体が温まった状態で「飲む点滴」と言われるお味噌汁を飲む。
冷えているときはお豆腐やお揚げなどは少し消化が悪いので、お野菜のみのお味噌汁がいいです。
できれば根菜、葉野菜の両方が入っている方が好ましいです。
根菜は体を温めてくれる性質がありますし、葉野菜は冷やす性質があります。
これらを同時に摂ることで、ちょうど「中間」のほどよい体温に調節してくれるのです。
そうして体の内外両方から温めてあげれば、無理してその他のものを食べなくても大丈夫。
お野菜だけだと1時間もあれば、消化できます。
余裕があれば消化するあいだ、ゆっくりとストレッチなどをして深い呼吸でさらに体を柔らかくゆるめる。
もしそれさえもきつかったら、背伸びだけでも回数をすればずいぶん違います。
息を吐くことが大切なので、とりあえずそれができていれば合格です。
寝る前にできるだけゆるんだ状態で眠りに就くのが、いちばんのストレス解消法です。

カブとカブの葉のお味噌汁
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