女性は生理周期でも、気分のアップダウンがありますね
生理前に過食に走るとかイライラするといった経験は、女性なら誰でも1度はあるのではないでしょうか。
ただ生理痛や生理に伴う不快症状は、慣れている人にとっては「あってあたりまえのもの」とされていますが、それは違うようです。
生理用品の科学的な問題点も指摘されていますし、環境ホルモンなどの汚染も否めません。
また西洋医学ではホルモンバランスの観点から、生理周期が決まるとされています。
つまり一概に要因をひとつに絞るのは、難しいようです。
けれども生理周期を整えると、かなり不快症状も軽減されます。
生理は敵ではない
子宮は子供を育てるために備わっていますので、妊娠期間以外ではきれいにしておく必要があります。
生理は子宮から毒素を排泄する、男性にはないデトックス機能なのです。
もしこれを食べ物や食べ方で、ある程度コントロールできたなら、感情面も整えやすいと思いませんか?
東洋医学で生理周期は陰と陽で決まると言われているので、予備知識としてどちらの情報も知っておくといいと思います。
理想的な生理周期は28日
理想的には28日周期だと言われていますが、そうでなければ問題だということではありません。
これは月の満ち欠けがベースに考えられていて「月経」という名の由来も、それにちなんでいるそうです。
28日を中心に考えてそれより早い場合は、体調が陽性に傾いている
周期が28日より早ければ早いほど、陽性が強い傾向に近寄ります。
陽性というのは体を温める性質ですから体に熱をもたらす食物を、多く摂っている傾向にあるということ。
たとえばお肉ですとか塩分、地中の植物根菜などを少し摂りすぎている。
それらを控え目にして根菜を葉物野菜にしたり、地上の木の実(フルーツや、ピーナッツを除くナッツ類)などを少し足してあげる。
またのぼせや怒りストレスも、陽性を摂りすぎると起こる症状です。
ですから陽性の食品が過多の人は、イライラと怒りやすくなりがちです。
28日を過ぎてくる生理は、体調が冷えているという陰性に傾いています
一方で生理周期が28日より遅れれば遅れるほど、陰性が強くなるということです。
この場合いちばん体を冷やすお砂糖や、季節外れのフルーツ(特に南国のパイナップルや、マンゴー)や野菜(特にナス科のトマト、ピーマンジャガイモ)、粉ものなどが多いという目安となります。
これらの物を少なくして塩分を少し濃いめの味付けにしたり、季節の根菜を増やすことで陽性に近づけることができます。
陰性が強くなる心理的な特徴として、不安症状が強くなり怖がりになる傾向があります。
また体を温めるものを食べても、体を動かさないことには陰性を陽性に傾けることはできません。
ですから軽くてもいいので、なにか運動をすることをお勧めします。
28日周期であっても、満月と新月ではどう違う?
28日でピッタリ生理がきた場合は、体調も中庸に近いと言われています。
けれども満月や満月に近い日に訪れる生理は、陽性だと言われています。
そうして新月付近は逆の陰性です。
つまり中庸だけれども陽性気味だったり、陰性気味ということです。
これにより陽性の人は動きが素早く快活な感情になり、陰性の人は少しノンビリ目でおっとりとした感情になります。
生理周期と月の満ち欠けのどのタイミングでくるかを知っていると、自分の体調や性格も少しコントロールしやすくなるのです。
また西洋医学で言われている正常範囲内の生理周期は、25日〜35日内と言われていてこれは東洋医学も同じです。
ですからピッタリと28日でこなくても、心配することはありません。
あくまでも目安ですし満月と新月、どちらできてもいい悪いもありません。
ただ微調整することで大きな体調や、心のトラブルを回避する手立てとして意識してみてはいかがでしょう?
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