電子レンジは便利なのですが……
電子レンジは便利です。
できあいのお惣菜や、お弁当を買ってきたときは私も利用します。
けれどもまんべんなく温まっていなかったり、温めすぎて容器を開けたとき一気に湯気が上がり、水分が抜けてカラカラになってしまうことはないでしょうか?
また直火で調理したものの方が美味しく感じるというのは、私だけの意見ではないようです。
電子レンジは高速で加熱するので、食材が冷めるのも早いそうです。
温かいものは、できるだけ温かさが持続した方が美味しいですよね?
セイロは1度に、数種類の調理ができるのです
少人数の家庭だと多品目のお野菜を使おうとすると、ブロッコリー1株やレンコン1本を1日で使い切るのは厳しいのではないでしょうか?
細切れに使っているうちに、残りをダメにしてしまったということもあります。
新鮮なうちに加熱をしておくことで、冷蔵庫に保管すれば3〜4日は楽勝で持ちます。
またあらかじめ火が通っているので、テーブルに乗せる前に味付けをするための加熱で済む時短のメリットがあります。
野菜を洗ったり切る手間も一度で済みますし、毎日少しずつ違う味付けで飽きずに食べられのです。
セイロは調理時間をずらせる

蒸しレンコン
根菜は中まで火が通るのに、葉物にくらべると時間がかかります。
蒸し器のいちばん楽な部分は、加熱するのに時間差のある食材を、ずらしながら一つの鍋で調理できるところです。
たとえばレンコンの加熱に12〜13分かかり、ブロッコリーを3分だけ加熱したいとします。
ブロッコリーを2段目に乗せるのを、レンコンの加熱時間から引けばいいのです。
レンコンを加熱して約10分経った頃、レンコンのセイロを乗せれば蒸しレンコンとブロッコリーが同時に仕上がります。

青々としたブロッコリー
少し固めが好きです!
<蒸し野菜のメリットとして
私のセイロはほぼ毎日7年間ほど使っているので、かなりの年季が入っています。
蒸している間は放ったらかしていても、吹きこぼれやコゲの心配がないので日々欠かせないのです。
それに水気が食材の保存性を下げてしまうので、茹でるより水っぽくない蒸し野菜は冷蔵庫で長持ちします。

ギョウザの日でした
この日はギョウザを焼いたので、蒸した野菜をそのままレモンと自然海塩のみで食べました。
あとは卵とわかめのスープで、じゅうぶんです。
これで油の摂りすぎを防ぐこともできます。
中華料理屋さんでは食べられない、ヘルシーな組み合わせ!(しかも簡単)

レンコンのからし醤油焼き
またこれは蒸しておいたレンコンを、後日油を引いていないフライパンで温めたものです。
味付けに和がらしと醤油を混ぜたものを、スプーンでレンコンの上に流し、両面をコンガリ焼きあげました。
熊本の郷土料理にレンコンの穴に味噌とからしを混ぜたものを詰めて揚げた「辛子蓮根」がありますが、からしとレンコンは相性がいいのです。
これはご飯にも、どんなお酒にも合います。
レンコンは咳止め効果や粘膜を保護してくれるお野菜なので、私はほぼ毎日味付けを変えて食べるようにしています。
日々の野菜不足を防ぐには毎日なにか違うお野菜を蒸しておくと、1から作る手間を考えなくていい。
コンビニ弁当を食べるときも一品手作りの野菜料理があるだけで、体にもいいですが気持ちが華やぎます。
さらに刻んでスープやお味噌汁の具にしたり、サラダやお弁当の彩りや野菜炒めの仕上げに入れるなど、蒸してある食材にプラスアルファを考えるととても楽です。
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