集中できる環境を知る
通知表に「落ち着きがない」と書かれたことはありませんか?
あるいは「もう少し活発に」など。
人にはタイプがあります。
あっちこっち動いていないと気がすまないタイプ。
いわゆるテレビのチャンネルを、しょっちゅう変えてしまうタイプです。(笑)
仮にこの人を拡散タイプと名付けます。
逆にテレビを見ながら食事をすると、どちらにも集中できなくなる。
テレビならテレビ、食事なら食事。
これを集中タイプとします。
この2つのタイプを知っておくことで、人との対峙のしかたも変わります。
一説によると、血流の良し悪しとも言われています。
特に心臓が未発達な子供のうちは、動かなければ全身に血液が巡りません。
だから子供はすぐに集中力が切れて、動き回るのです。
大人の貧乏ゆすりもその1つ。
ドロドロ血や貧血などで血の巡りが滞りやすいと、脳への血流も悪くなります。
体や思考を働かすことで、ポンプを動かそうとしているようです。
一見落ち着きのない人は幼児性が強いように思われるかもしれませんが、血流の問題も覚えておいてください。
逆の動きを強要すると、ストレスが起こります
動いていたい人へいくら落ち着きがないと伝えても、貧乏ゆすりをやめるように言っても、動かさなければ血が巡らずストレスになります。
またジッとしていたい人へ「動け」と伝えるのも、脳に血流が巡りすぎる可能性が出てきます。
どちらも恐らくキレてしまう結果となり、良い結果には結びつきません。
どちらがいいとか、悪いとかでもなく血流の問題です。
拡散型の人は、エネルギーを拡散させるような「ながら仕事」が向いています。
例えば音楽を聴きながらカクテルを作って、お客さんと話をするバーテンダーさんなど。
これを集中型の人にさせてしまうと激マズカクテルのできあがりです。
また集中型の人には、職人気質の仕事が向いています。
精巧な図柄のお皿の絵付け師など、ジーっと座っている仕事。
これを拡散型の人へ、させてしまうと面白い絵皿が仕上がることでしょう。
自分、パートナーの習性を知ることでコミュニケーションが円滑に行われます
せっかくの外出なのに相手に落ち着きがなく、ちっとも楽しめなかったということは男女、親子の間によくあることです。
またもっといろいろと廻りたかったのに、あまり行くことができなかったなど。
恋愛初期や、心理的距離感が遠い人たちなら合わせることもできますが、日常的にはそうもいきません。
この2つのタイプに分けておくことで場所や行動を選び、互いのストレスや喧嘩を激減させられます。
拡散型の彼とは、美術鑑賞などはしない。
風景がめまぐるしく変わる、ドライブの運転をしてもらう。
集中型のご主人とショッピングへ行くと、なかなか店舗をテンポよく(ごめんなさい)巡ることはできません。
じっくりと選べる店舗を(高級店舗などいいですね〜、ついでにおねだりできるかも!?)あらかじめ1つか2つ選定しておくのもアイデアです。
性格的な問題ではなく血流の観点から見ることができると、お互いを合わさせようとせず楽に過ごすことができます。
生活シーンでも変わる
とはいえどのシーンでも拡散型、集中型とは限りません。
ゆっくりと食べるフレンチなどは好まず、パッと食べられる吉牛のようなお店が好きな拡散型なのに、本は集中して読みたい。
これは血流から考えてもわかりますよね?
好きなことをしているときは血流サラサラになれても、苦手なことや慎重を要するストレスなどでドロドロにも変わるのです。
ですから拡散型だからといっても、映画が好きならジッとしている映画鑑賞が好きな人もいるわけです。
ただいつも映画では集中型なのに、ある日突然拡散型に変わることはあまり見受けられません。
自分と相手の本質タイプと、どのシーンで集中、拡散させる傾向が出るのか?
それらを知っておきレジャーも日常生活も、お互いにストレスのないよう過ごしたいものです。
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