人にはいろんなマイルールがある
食事のときにはサラダ・ファーストだとか、エスカレーターは使わず階段を使うとか。
小さなことから大きなことまで、人にはさまざまなマイルールというものがありますね。
私のマイルールは「感情はケチらない」ことを信条としています。
感情はその日のうちに処理をしておかないと、後々ややこしい心理になることもあります。
ですからその日に感じた喜怒哀楽すべての感情を、見逃すことはしません。
小さくても喜びや楽しい感情はしっかりと味わい尽くしますし、悲しみも怒りもしっかりと出し尽くすことにしています。
またどの感情も見逃してあげず、翌日に持ち越さないこと。
可能な限り他者へ迷惑をかけない形で、当日中に出し惜しみをせず昇華させるのです。
すると正の感情は記憶にしっかりと刻み込まれ、いい気になることを抑制してくれます。
負の感情は程度にもよりますが、引きずる時間が圧倒的に短くすみます。
一度怒り出したり、泣き出すと止まらなくなるという人がいますが、これは常日頃感情のコントロールをし過ぎています。
鬱になるのも、コントロールのし過ぎです。
コントロールは必要ですがコントロールのし過ぎは、出たときに抑制が効かなくなるのでオススメいたしません。
イラっとくることはしょっちゅうありますが、最近これほど怒ったことはなかったと思う日がありました
過日、自分的にかなり理不尽とも思える八つ当たりを受けました。
内容はどうでもいいのですがここまで怒りを感じたのは、恐らく数年ぶりのことでした。
これは放置しておくとまずいと感じるアラートが、私の頭に鳴り響きます。
誰でもさまざまな感情が不完全燃焼を起こすと、どこかで解消する機会をうかがうようになります。
自傷や殺人行為に走るのもきっかけは引き金に過ぎず、もともと溜め込んでいた負の感情がなにかの拍子に爆発するのです。
対象が自分か他者かということで、いずれにせよどこかで誰かを傷つけずにはいられなくなる。
だから感情はケチって、出し惜しみをしてはいけません。
摩訶不思議な夜の儀式
日によって解消法はさまざまなのですが、その日の私の感情の解消法を恥ずかしいけど書きます。
浴槽にお湯をなみなみと張り、勢いよく入るとザバーンとお湯があふれ出します。
これだけで結構いい感じにスカッとするのです。
本番はここからです。
次に浴槽に頭を突っ込んで、お湯の中でワーワー叫びます。
お湯の中ですから、かなりの防音効果があります。
その際ついでに思い浮かんだ、その他の小さなイラ立ちも出します。
まるでトドのように浮上しては息を吸い、お湯の中ではすべての酸素を吐き切るまで浮上はしません。
それを気が済むまで行った後は中腰になって、本気で水面をバシバシとひっぱたいたり拳で殴ったりします。
それはそれはみっともない姿ですし、お風呂から上がると膝がフニャフニャしてしまうほど、ものすごいパワーを消耗します。
でも負のパワーは、出し切ってこそなのです!
さて翌朝は?
翌朝まだ怒りやイラ立ちが残っていたら、見逃してやらないつもりでいました。
けれども前夜あれほど消耗してグッスリと眠ったおかげで、起きてしばらくは怒っていたことを忘れていました。
久々ということもあり前夜の儀式の一部始終は、自分のことながらなんだか悪い夢でも見ていたようです。
でも考えてもみてください。
この怒りが自分や他人へ向かったことを想像すると、そっちの方がゾッとします。
方法はどんなことでも構いません。
軽度ならクッションを殴ることもありますし、全力で階段を駆け上がることもあります。
生まれたての子鹿のようにガクブルするほど体を動かすことで、怒りのパワーを放出してくれることを覚えておいてください。
ちなみにこれは自己流ではなく、ちゃんとした心理療法なのですよ。
ただくれぐれも、ケガにはご注意を!
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