人のことってよく見えるけど、自分のことってなかなか見えないですよね?
子供のころ得意だったことってなんですか?と聞かれるのがとても辛い私です。
父の仕事の関係でアフリカのインターナショナル・スクールで、ノビノビとした教育に出会うまでは見事にダメダメな子でした。
成績は悪かったし、体が弱くて小さくていじめられっこだったし、習わされていたお稽古事は全部嫌いだったし……。
「な〜んも得意なものはなかったで〜す!」と開き直って、自慢にさえしていました。
本日魅力翻訳家 及川智恵さんの「ざっくり塾」というものを受講してきました。
及川さんがそのとき考えていることをテーマに、ざっくりとお話をするからざっくり塾。
今回が2回目のざっくり塾受講となるのですが、1回目の受講の際及川さんの簡潔で聡明な解説にすっかり魅了されました。
本日のテーマは「あなたの魅力の見つけ方・活かし方」でした。
自分や他者の魅力を探すためには、得意なことを知るということが必須なのは知っていました。
特に幼少期に得意だったことは、その後の人生にも大きく影響すると言われています。
だけれども「子供のころ得意だったことは?夢中になったことは?」という質問は、いろんなところで聞かれる私のもっとも苦手な質問。
「どんな子でしたか?」と聞かれてもほめられるようなことをしていなかったので、体が弱い、食べ物の好き嫌いが激しいとかしか浮かんできません。
ところがです「あなたはどんな子でしたか?」の解説で、及川さんは初めての通知表で「発言が的を得ています」ということを書かれたそうです。
それを聞いて得意かどうかわからないし、どんな子だったかの質問にあてはまるのかもわかりませんでしたが、ある記憶が浮かんできました。
「今の生活にはまったく関係のないことも、得意だったと言えるのでしょうか?」と思わず質問してみました。
私はいつも歌っている子供でした。
幼稚園バスの中でも、お風呂の中でも、とにかく暇さえあれば歌っている子供でした。
すると「セリさんは声を発する人だと思っていましたので、私にとってその発言は私のイメージとは遠くないです」ということでした。
引き続き新たに思い出したのが「リズム感」でした。
お遊戯の難しい振り付けで同級生になかなかできないものが、私には1度でできてしまったり、インターではアフリカンダンスの授業のときに、複雑なリズムの木琴やドラムの演奏をまかされていました。
歌が好きだったのも声を発することと、音の強弱や、リズムやビートの間合いをとらえることが楽しかったのです。
「間合いをとらえるということは、間合いを使って相手のなにかを察知するのかもしれない」と及川さん。
一概に音楽が好きだったといっても、とらえかたの幅はとても広いのだそうだ。
新たな発想を参考に、今後の仕事につなげたい!どうつながるか?!
今続いていないこと、日常とは関係のないことでも得意なことは埋もれている。なにかに生かせる。
また私のように続いていないことは、忘れていることも多いのだと大きな気づきをいただきました。
セルフブランディングにも、好きな仕事を長く続けるためにも、得意だったり好きだったことは必ず知る必要があります。
けれどもせっかく見つかっても、自分で得意の活かし方がわからなければ埋もれている才能は開花しません。
今日のセミナーでもこれ以外のことで、非常に得るものが多かったです。あなたも及川さんに聞いてみてはいかがでしょう?
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