広島県福山市にある鞆の浦は、美しい小さな港町。
中学からの友人が鞆の町を氣に入って、定住したことで町の存在を知りました。
友人を訪ねて初めて遊びに行ったときから、私もこの地に魅せられました。
30代の後半は毎年のように遊びに行っていた、思い出深い鞆の町。
ちょうど先月の旅で長野の森を堪能し、次に海が見たくなりました。
先月の旅はこちらから → 白樺湖と蓼科でリフレッシュ!

鞆の浦のシンボル
常夜灯
するとインスタでフォローをしている方が、なんと鞆の浦の常夜灯の写真をアップされていたのです!
これは行くしかない!
東京からだと東海道新幹線のぞみで、約3時間半。
福山駅で降車したのち、20分おきに出ている路線バス「鞆港行き」で30分の距離です。

冒頭の動画の船は、海賊船みたいなフェリー
また鞆港からフェリーでたったの5分の距離に、仙人も酔いしれるほど美しい仙酔島という島もあります。
以前通っていたころは、ここで海水浴もしました。
鞆の町といい仙酔島といい、はっきりいって目立つものはなにもない土地です。
けれどもどこを切り取っても本当に美しく、これらの土地以外ではお目にかかれない風景が広がっているのです。

鞆の浦の日の入り
同じ場所でも朝、昼、晩で見せる表情がまったく違い、飽くことがない。

仙酔島の海水浴場
今回は10月に入っていたし事前の天気予報もよくなかったので、水着を持って行かなかったのが悔やまれます。
けれども凪いだ瀬戸内海の、清らかな海を見れただけでも「来てよかった」と思うのです。

小さなカニもいっぱい

パワースポットと呼ばれている5色岩

なぜ5色なの?
その説明はこちら
もともとは海岸をぐるっと回って終了する予定だった、仙酔島巡りでした。
ところが道を間違えて、いつのまにか展望台まで登り切ることに!

木漏れ日がきれい!

崖の向こうにも瀬戸内海
最初こそ余裕でスマフォ写真を撮影していましたが、かなりの傾斜に表情が消えます。

道を横切る蜘蛛の巣
たくさんの道を横切る蜘蛛の巣にときどき顔から突っ込んでしまうのは、しばらく誰も通っていないから?

着いた!
これまで鞆の浦には何度もきていますが、展望台に到達するのは初めてです。
いっぱい蚊に刺されたし真っ黒に日焼けをしたけど、高台から眺める鞆の町はまた格別です。

海岸へ戻り喉を潤す
仙酔ドラフトという地ビールが、海水浴場の売店で売られていました。
コクがあるけど、クセは少なくてとても飲みやすい。

鯛づくしのランチ
鞆の浦の名物は鯛。
特に鯛めしは、鞆の浦の名物料理だそうです。
鯛の煮付け、お刺身、天ぷら、煮こごり、鯛めしと鯛だらけなのに全部おいしい。

シャコの天ぷら
追加で本日のオススメの、シャコの天ぷらもオーダー。
これがまたおいしかった!

15夜お月さま
期せずしてこの日は、15夜の中秋の名月の日にあたりました。
海面に煌々と映る月を、大好きな鞆の浦で眺められる幸運。
約10年ものブランクの後に訪れた鞆の浦。
最初に訪れたときと変わらぬ静けさと素朴さで、最高の表情を披露してくれました。
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