計画通りにはいかないもの
物事には計画通りスイスイ行くことと、そうでないことがありますよね。
ビジネス、生活、旅行など、自分の思う通りにいかないケースがでてきます。
私自身昨年から温めていたビジネスの計画が、実践できる可能性が出てきたところでした。
その計画は子供のころから、ボヨヨーンと思い描いているものです。
様々な条件が揃い「いよいよ動き出せるか⁈」というところで先方の都合が変わり、一旦白紙に戻すことになりました。
私こんなにショックを受けている〜!‼︎
条件が揃った際に強い思いで実現を夢見たので、白紙に戻すことはとても残念でした。
けれどもビジネスはビジネスです。
先方との話し合いが折り合わなくなり、白紙に戻したときは「承知しました」とだけ返事をしました。
ところがです。
先方と別れて歩いているときに、不覚にも涙がポロポロ流れてきました。
もともとどんな計画も、相手あってのことです。
白紙に戻す可能性も想定してはいましたが、それは「大人ぶった、ものわかりのいい私」の姿でした。
実際は「チックショー、約束が違うじゃないか!」と思っていますが、決まったことは決まったこと。
それを伝えて先方の話が、覆るわけではありません。
そうして「私はこんなにも、この計画を実現したかったのか」と我ながら改めて思ったのです。
こういう自分に出会うとは、思ってもみませんでした。
白紙に戻ってもヴィジョンは生きる
一方で条件が揃った時点では、これまでになくヴィジョンが明確になったのです。
今まではポヨヨーンとしていた青写真ほどのヴィジョンが、自分が実現している際の姿をはっきりと思い描ける。
どんなことに対しても「実現したい!」という理想を実現しようとするのは、誰にでもできます。
たとえばキャビンアテンドになり、世界中を旅したいという希望があったとします。
けれども実際にそれが叶ったときに旅先でなにをして、なにを得たいか?
これが企画の核となるコンセプトの部分で、ブレてはならない大切なこと。
私は去年までこの案件を突っ込んで聞かれても、具体的なコンセプトを語ることができませんでした。
それなのになぜか、今回は泉のように次々とアイデアがあふれ出しました。
夜も眠れないほど、ワクワクしながら構想を練りました。
その結果とうとうコンセプトが出てきたのです!
思わず「ヤッター‼︎」と雄叫びを挙げたほどの喜びでした。
自分の人脈の多さに気がつかされる
アイデアには当然リスクというものが、つきまといます。
ましてや新たな挑戦ですから、想定外のできごとが起こる可能性も出てきます。
そんなとき私の周りにスペシャリストが、数多くいてくれたことに気がついたのです!
動く前の準備、動きながら出てくる課題など、さまざまな可能性に触れることができました。
これまでは「別の分野の人」という認識で、友人関係として接していた人たち。
それぞれの人たちが専門的な情報をくれることに、驚きました。
またどの人たちも「それは面白い企画だ!」と言ってくれたことで「絵に描いた餅」ではなく具体性を帯びます。
しかも「この部分は少し無理があるのではないか?」という意見も否定的には捉えません。
リスクをできる限り潰して行こうとする、自分が出てきたのです。
行政に問い合わせてみたり、条例を調べたり。
スペシャリストたちのおかげで自分が知らなかった実態を次々と知り、的外れな行動を取らずに動くことができました。
そこで思い知ったわけです。
「うわー!こんなに私は人脈に恵まれていたのか‼︎」ということを。
ヴィジョン、人脈の存在に気がつかなかったのは?
では子供のころから思い描いている青写真なのに、なぜヴィジョンやコンセプトが明確にならなかったのか?
それと豊富な人脈を「他業種」としてしか、見ていなかったのか?
それは私が大元ととなるこの企画を「自力で実現は不可能」だと決めて、ブロックをかけていたせいではないか?
今回のように条件が揃いさえすれば、次々とアイデアが湧いたわけです。
アイデアが湧くと同時にさまざまな疑問が出てきて、それを相談できる相手が方々にいてくれた。
つまり人に頼ることを「迷惑ではないか?」と躊躇して、実現を不可能にしていたわけです。
もとより「実現可能かもしれない!」という前提が出てきたからこそ、湧いてきたアイデアです。
最終的に白紙に戻って涙したことにより、自分のこの企画に対する本氣度もわかったのです。
これだけの構想が出てきたというだけで、ものすごい収穫です
とはいえ眠れなくなるほどワクワクしながら、日々を過ごして出てきたアイデア、ヴィジョンとコンセプトです。
そうしてコンセプトさえしっかりと明確になると「ネガティブな要素もポジティブに変えられるかも?」とまたまたアイデアのシャワーが降りてきます。
また相手が今回の人でなくても、条件さえ折り合えば実現できるということ。
私にもう少し助走期間をくれて、どんなソフト・テイクオフ(なだらかな離陸)をさせてくれるのでしょうか?
今回条件が揃うことがあったように、再びそのチャンスが訪れることもあるわけです。
次回チャンスが訪れたときに、最短でサッと動くためのノウハウを得る濃密な時間でした。
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