
痛風鍋

せり鍋
「『せり』は根っこを食べるものなのよ」。
仙台に住む友人からそう教えてもらったのは、2年前のこと。
仙台には数え切れない回数行っていますが、せり鍋は食べたことがありませんでした。
それを知ってから自宅で鍋料理にせりを使うとき、根っこごと食べるようにしていました。
ただ本場仙台のせり鍋を食したことはありません。
秋口から今年の冬は「仙台へせり鍋を食べに行きたい!」と友人へ伝えていました。
すると友人は「せり鍋は比較的どの居酒屋さんでも置いているけど、痛風鍋も食べに行こうよ」と素敵な提案が!
「痛風鍋⁈」そういえば最近インスタグラムでちょくちょく見かける、迫力満点の鍋。
知らない方のために説明しますとタラの白子、あん肝、牡蠣3種で痛風のもとプリン体満載の鍋。笑
それが痛風鍋なのです。
タラの白子、あん肝、牡蠣は三拍子揃った好物です。
だけれどもそれらが合わさった鍋の味は、想像ができません。
ただ30年以上にわたる長年の友人で、おいしいものの飲み食べが大好きでつながっている。
その人のイチオシは信頼するでしょう!
仙台へ向かう数日前から、楽しみに魚介断ちをして備えます。

おいしいお店いっぱいの国分町
なんといっても仙台で飲み歩くのは国分町。
2年ぶりに会う友人と初日の夕食せり鍋に、テンションは上がりまくります。

宮城の有名地酒
浦霞
連れて行ってくれたのは炭鮮という居酒屋さん。
120分飲み放題メニューのなかに宮城の銘酒、浦霞があります。
このお店は食べ物メニューも豊富でおいしくて、都内で考えられないほどリーズナブル。

今が旬のあいなめと自家製イカの塩辛
あー、おいしい。
あいなめはプリプリの歯ごたえで甘いし、塩辛もいい感じのつかり加減。

お待ちかねのせり鍋
せり、白ネギ、白菜、鶏肉がざっくざく入っています。
せりの清々しい香りに血液もサラサラしてくるようです。
おだしはあっさりしていて、いくらでも食べられます。
温まるし、お上品な鍋でした。
飲み放題の2時間があっという間に過ぎてしまって、移動することに。

2件目の牛タン
仙台を訪れたら1度は食べておきたい牛タン。
いつもは行列ができている牛タンの有名店、旨味太助。
この日は並ばずに入れました。

炭火で焼いてくれます
目の前で焼かれてアツアツを頬張ると、肉汁で口の中がいっぱい。
うーん、柔らか!
1件目が比較的あっさりだったから、牛タンのコクが嬉しい。
味わっていると入ったときは空いていたのに、一氣に席が埋まってしまいました。

なーんて美味しいの‼︎
そうして、そして2日目の晩に食べた痛風鍋。

やはり満席
斎太郎は痛風鍋で仙台の一番人気だそう。
3月まで予約でいっぱいのお店ですって。
それなのに友人が粘り強くキャンセル状況を聞いてくれて、私が行ける日の席を確保してくれました!
実は2日目のお昼は松島の牡蠣小屋の予約を、取ってくれていました。
牡蠣小屋については次の投稿で書きます!
お昼間にお腹いっぱい牡蠣を食べたはずなのに、まったく苦にならない。
3種のプリン体のコラボは1つずつの素材を別個に食べるより、意外にあっさりしていてビックリ。
えのき、白菜、お豆腐、春菊なども入っている白だし仕立てだからかな?

〆の雑炊でノックアウト
雑炊セットのご飯、卵を溶き入れてネギを散らして。
「なんだこりゃーーー!」と声が思わずあがりました。
う、うますぎです。
2日目はかなりの距離を歩いたのですが、疲れが吹きとびましたよ。
お次は松島と塩釜のルポです!
ぜひ見てね♫
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