職業、容姿、年齢さまざまな背景があります

結構前に人にはさまざまな背景があると書きました →顔で笑って心で泣いても背景には出てしまうから 〜自由自在に背景を作り出すイメージで

人にはさまざまな背景がありますが、背景があまりよくない状態だと、いい人との出会いが少なくなります。

それは自分が引き寄せてしまった背景は、自分が描いている。

自分が描いているということは「自分で望んで(選んで)いる」という側面があります。

だから同じような背景を選ぶ人を、集めやすくなってしまうのです。

今背景が暗いことが問題ではない

同じような背景を望む(選ぶ)人を集めるまでは、仕方がないのです。

背景は天災のように自分の力ではどうにもならない部分で、塗り替えられてしまわれることも多いから。

どんな家庭に生まれ落ちるかに始まり、突然の事故や病気、自然災害、会社の倒産などなど。

自分で選んでいるとは言われていますが、苦しむのは事実です。

また前日までバラ色の人生が背景に描かれていたはずなのに、突然真っ暗になる。

生きていれば、そうなる可能性は誰にでもあります。

最初は同じだったかもしれないけど、塗り替えようとすると阻(はば)んでくる

突然あるいはジワジワと暗くなった背景に共鳴できるのは、やはり同じ感情を持つ人たちです。

それは安心しますし、一時的には「自分は1人ではない」という勇気付けにもなります。

けれども自分が段々と健康になると、自分の背景を不快に感じる日がきます。

その際暗い背景に引き寄せられて集まった人同士が、同じタイミングで不快を感じるということは稀です。

そこで始まるのが自分が明るく塗り替えようとする背景を、暗い背景のままでいるように勧めます。

「そんなのあなたらしくない」と言ってきたり、やたらと自分と相手は同じ考え方だと強調したりするようになります。

自分が塗り替えようとしていない暗い背景と、同じ状態で維持させる働きがけを無意識にしてきます。

その人たちは、あなた自身を好きだったわけではない

もし明るく塗り替えることへ危機意識や意義を唱える人は、あなたの背景を好きだっただけ。

もちろんよい背景に吸い寄せられる人だって、同じです。

著名人だったり、お金持ちだったり、うらやむような生活をしていてもです。

背景で集まる人たちほど損得感情に長けているので、背景が崩れることにとても敏感です。

そんな人たちに愛されると自分の背景を、その人たちに合わせて塗り替えようとしてしまいます。

相手に合わせて、背景は塗り替えるものではない

どんどん相手に合わせて塗り替えれば、しかも複数の人の好みが入り混じっていれば?

統一感のない、醜い背景となっていくことも考えられます。

好みは誰しもが、同じではありませんから。

そこまで合わせたのに背景を好んで集まった人たちは「いつからそんなに醜い背景になったの?」とどのみち去っていきます。

独身同士だったのに結婚すると「裏切り者」呼ばわりする人も同じです。

長年子供がいなかった人が授かって、喜べない人も同じです。

すべてあなたの背景しか見ずに、集まってきた人たちです。

背景を共有する者同士を集めるのではなく、人間性を好きになる人を選ぼう

あなたの人間性を愛する人は、嬉しいことがあれば一緒になって喜んでくれます。

互いにどんな状況にあっても、変わらぬ接し方をしてくれます。

悲しいことがあるときは一緒に泣いてくれたり、一緒に怒ってくれたりもします。

こうした人たちは最初に出会うとき、背景と自分自身が一致しているときが多いです。

暗くても暗い背景と、暗い自分が一致している人。

明るい背景と、明るい自分が一致している人。

ちぐはぐなままでは、ちぐはぐな人が集まってしまいやすくなります。

だから背景と自分を一致させる。

またできることなら、自分も背景も明るい方がいい。

そんなときのあなたの人間性を好んでくれた人は、背景が暗くなったときに明るく塗り直すお手伝いをしてくれます。

自分も背景も明るく、温かなものにする意識を持つといいですね。


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