ブログを開設してから自分の生育歴を書いていますが、これからたまには、日常の話も交えようと思っています。
さっき北海道旅行から帰ってきて、思うことがあったので今日はそのことを書きます。
私は最初の結婚で22歳〜26歳のあいだ、
北海道の旭川に住んでいた。
北海道にいたころは長くて暗い冬が苦手で、ひたすら春を待ちわびていた。
でも去って数年経つと、冬の雪景色やピリッとした冷たい空気が、
恋しくてたまらなくなる。
この空気に触れたいのと、住んでいた当時あまり上達しなかったスキーをしに、
毎年冬になると北海道へ行くようになった。
ありがたいのは北海道へ行くという連絡をすると、
旭川に住んでいたときの友達が今でも会いに来てくれるということ。
訪れるスキー場が旭川でなくても、
一緒にスキーをしに遠路はるばる駆けつけてくれる。
今年は平日にスキーをする日程を取ってしまったため、
仕事をしている人が会いに来てくれるのは、
さすがに厳しいだろうと思っていた。
でも連絡だけでもと思って、してみると
「(日程的に)スキーを一緒にできないのが残念だけど、
会いたいから空港まで行く」
そう言って旭川から千歳空港まで、2時間以上もかけて来てくれた。
ラーメンが大好物な私。
ラーメンの本場に住んでいる彼女とは、もう少しいいものを食べたほうがいいのかも?
そう思いつつ聞いてみた。
「いいよー。せっかくきたんだから、一番食べたいもん食べてよ!」
笑いながら付き合ってくれた。
去年彼女に会ったとき彼女から、
ある大きな壁を越えようとしていることを伝えられた。
ふだんは物静かで聞き役にまわり、
自分のことを多くは語らない彼女の告白に、
驚きを隠せなかった。
「セリには伝えておきたかった」
そう言って、これから越えようとしている壁のことを語ってくれた。
ひとしきり話し終えると
「聞いてもらってスッキリした」
とても明るい表情で笑った。
一方で1年前の私はライタースクールに在籍して、
ライターと並行して相談業も始めたいと準備をしていた。
その話をすると
「すごくセリに合っていると思う。
楽しみにしている!」
と応援してくれた。
1年が過ぎて、彼女から私の近況を聞かれた。
「まだ1週間しか経っていないけど」
とブログを始めたことを伝えた。
URLをスマフォへ送ると
「家に帰ってゆっくり読ませてもらうね」
ととても喜んでくれた。
彼女は抱えていた大きな壁を、
1年のあいだに乗り越えていた。
乗り越えてみると、今度は前から温めていた夢を実現したくなったと言った。
でもその夢を叶えるには、また越えなくてはならない新たな壁が出てくる。
ブログを始めてまだ1週間しか経っていない私が言うのもなんだけど、
顔出しすることも、自分の情けない部分や、
悲しかった過去を晒すことも、
想像していたよりずっと覚悟と勇気がいった。
かさこ塾http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=739へ行ったことで、自分のやりたいことの具体的な進め方を教わり、
塾で同期だったアズ直子さんの運営する事務所http://mtta.jpから、
ホームページ作製を格安で請け負ってくれるという話をいただいた。
作製をお願いすると、
その事務所はまたまた格安で、プロフィール写真を撮影してくれるスタジオを紹介してくれた。
「うわー、ホームページ作っちゃった!(まだ工事中だけど)
今度は写真も撮影してもらっちゃった!
もう逃げられないー! 」
自分で頼んで進めている話なのに、なぜか追い込まれてしまっている滑稽さ。
塾終了後も数人の塾生たちから
「早くブログを始めなさいよ!」と何人もの人が背中を押してくれた。
たかだかブログを開始するまで、これだけの手助けがあったことを伝えた。
「でも今始めなければ恐らく
いつまでも怖くて始められなかっただろうと思って始めてみた」
と伝えて、
ぜひ彼女の夢の第一歩も踏み出してみることを勧めた。
「嬉しい!私セリに、背中を押してもらいたかったことがわかった!」
その言葉を聞いて(たった1週間でも)踏み出せておけたことが嬉しかった。
短い再開だったけど、来年もお互いにいろんな報告をしあえるよう、
私も壁をひとつひとつ越えて行こうと、 再確認できた貴重な時間だった。
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